都に翻弄され波乱含みの「聖火リレー」「PV」
コロナ禍に翻弄された府中市だが、7月14日には聖火リレーもある。ランナーの一人は中央競馬の藤田菜七子騎手だ。ゴールとなる東京競馬場では「オリンピック聖火リレーセレブレーション」が観客(当選者のみ)を入れて行われる。
さらに、五輪期間中、市の主催で市内3か所(大國魂神社境内など)でパブリックビューイング(PV)が予定されているが、ここへきて市議の間から反対論が出ている。
東京都は、パブリックビューイング中止の報道を小池知事が真っ向から否定したが、これもどうなるか分からない。
ライブサイト実施予定の井の頭公園については武蔵野市が中止を求め、PV実施予定の調布駅前広場周辺については調布市が中止を含めた開催是非の検討を都に求めている。都のライブサイト・PVも、府中市主催のPVも波乱含みだ。
それにしても、昨年の延期決定以降、東京五輪はトラブル続き。組織委員会会長の交代、聖火リレーの混乱、ボランティアの辞退続出、そして事前合宿中止。開幕日まで40日を切ったが、いまだに各地で混乱が続いている。
酷暑、コロナ禍での大会強行開催姿勢に、全国の自治体が翻弄されている。