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2021.07.22 07:00  週刊ポスト

大橋巨泉さんは「昭和史に残る偉人奇人」 接し方も“巨泉流”だった

 黒鉄自身、番組中にその慧眼に舌を巻いたことがあるという。

「クイズ番組でラスベガスがテーマになりそうだったとき、僕から“ラスベガスに詳しい”って気配が出たんだろうね。それを察した巨泉さんが『黒鉄くん、ラスベガス詳しいんだよね』って。ほんの0.01秒みたいなタイミングで言われてビックリしちゃって。『なんで?』って聞いたら『いや、目が』って。普通じゃない人ですよ」

 2013年10月に中咽頭がんを発症し、3年後に帰らぬ人となった。

「巨泉さんが最後に退院していたとき、寿司屋で偶然出くわしたんです。すごく痩せていたけど、『驚いたろう』って話す声は前のまま。寿司屋の職人に『前より少し小さくしてくれ。俺がここで寿司を喉に詰まらせて死んだら嫌だろう』って。死の話を自ら持ち出して笑いにしてしまう。改めて巨泉さんのセンスを見直しました」

 元気だった昭和のテレビを象徴する人物だった。

※週刊ポスト2021年7月30日・8月6日号

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