子供や若者には12年という時間は長すぎるが、中年以上になれば10年以上など“あっという間”。ブランクを気にしすぎる必要はないのかもしれない。また、少子化が進む中でターゲットが着々と変化しているという事情もある。芸能記者はいう。
「かつては40代といえば、“老け役”“お母さん役”が定番でしたが、今はもうそんな時代ではない。実際、松嶋菜々子、米倉涼子、松たか子、木村佳乃、井川遥、中谷美紀、深津絵里、観月ありさといった40代の女優たちは、ヒロインとして様々な作品に出演し、第一線でバリバリ活躍しています。
また、長谷川京子の活動も参考になるでしょう。長谷川も伊東と同様、結婚と出産で一時期、仕事をセーブした時期がありましたが、トーク番組の『グータンヌーボ2』(フジテレビ系)の司会に挑戦したり、写真集やSNSでセクシーショットを披露したりして、“2度目のピーク”ともいえる活躍を続けています。団塊ジュニアの40代~50代が人口のボリュームゾーンとなる今、同年代で一度はトップを取った芸能人は、まだまだチャンスがあります」
女優復帰が実現すれば、大きな話題になりそうだ。