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年間360食カレーを食べる尾上右近が選ぶ「最高のカレー」

看板料理のムルギーランチ(右)。通に人気のチキンマサラ(左)

通に人気の「チキンマサラ」(左)と看板料理の「ムルギーランチ」(右)

 日本の国民食ともいえる「カレー」。残暑が厳しいこの季節こそ、絶品カレーを楽しみたいところだ。歌舞伎界における随一のカレー好きといえば、尾上右近さん。年間360食のカレーを食べるという筋金入りだ。

 そんな右近さんが“最高カレー”と絶賛するのが、歌舞伎座近くの老舗インド料理専門店『ナイルレストラン』の「チキンマサラ」&「ムルギーランチ」(各1500円)だ。8才のときにお父さんと来店して以来頻繁に通い、カレー好きを自覚した店だという。

「子供の頃はムルギーランチが辛かったけどいまは旨みしか感じません(笑)。酸味と辛みが濃厚なチキンマサラと一緒に食べるのが定番。芝居前にパワーをもらいます」

 カレーは食べる専門という右近さん。家では、さまざまなレトルトカレーを2種類かけて楽しんでいるそう。

「ガツンとくる『チェッターヒン』と口当たりまろやかな『富良野スープカレー』の組み合わせが至高。国境を越えた交わりも感動的です!」

チェッターヒン&富良野スープカレーの相がけ

「チェッターヒン」&「富良野スープカレー」の相がけ

 今回は、『ナイルレストラン』の店主・ナイル善己さんに、「チキンマサラ」のレシピを教えてもらった。

『ナイルレストラン』のチキンマサラ
●材料(4人分)
鶏もも肉…400g、玉ねぎ…1個、しょうが…2片、にんにく…3片、青唐辛子…2本、ピーマン…1個、サラダ油…大さじ4、クミンシード…小さじ1/2、トマトピューレ…150g、カレー粉…大さじ3、塩…小さじ1、水…100ml、ココナッツミルク…200ml

●作り方
【1】鶏肉は皮を除いて一口大に切る。玉ねぎ、しょうが、にんにく、青唐辛子はみじん切りに、ピーマンは乱切りにする。
【2】鍋に油を熱し、クミンシードを入れてさっと炒め、玉ねぎを加える。玉ねぎがしんなりしたら、しょうが、にんにく、青唐辛子を加えて炒める。
【3】玉ねぎが明るいきつね色になったらトマトピューレを加えてさっと炒め、カレー粉、塩を加える。
【4】水、ココナッツミルク、鶏肉を加え、強火にして沸騰したら、ふたをして弱火で10分ほど煮込む。
【5】鶏肉に火が通ったらピーマンを加えてなじませ、塩(分量外)で味を調える。

●ナイルレストラン
 1949年創業のインド料理専門店。歌舞伎座から近く、歌舞伎役者や芸能人のファンも多い。
【住所】東京都中央区銀座4-10-7
【営業時間】11:30~20:00(19:30LO)
【店休日】火曜日

歌舞伎界の新鋭、尾上右近の「最高のカレー」は?

歌舞伎界の新鋭、尾上右近。出演映画『燃えよ剣』が10月15日に公開。年間360食カレーを食すカレー好き

※女性セブン2021年9月2日号

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