芸能

朝ドラ効果で再注目 西島秀俊・内野聖陽主演『きのう何食べた?』の魅力

11月には映画も公開予定の『きのう何食べた?』(劇場版公式サイトより)

11月には映画も公開予定の『きのう何食べた?』(劇場版公式サイトより)

 NHKで放送中の連続テレビ小説『おかえりモネ』に出演中の2人の俳優を見て、別の番組を思い出している人も少なくないようだ。同作に主要キャストとして出演する西島秀俊と内野聖陽は、2019年に放送されたドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)で、同性カップル役としてW主演を果たしている。

 両作品とも脚本を安達奈緒子氏が手掛けていることもあり、朝ドラで2人の登場シーンが出てくると、SNSでは「シロさん(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)が……!!」「これは神回」と大きな盛り上がりを見せている。

『きのう何食べた?』では、西島と内野が演じる「シロさん&ケンジ」コンビの心温まる日常が話題を呼び、ドラマ24枠シリーズ平均でタイムシフト視聴率が歴代最高を記録。また第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞や第101回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞するなど、作品としても高い評価を得ている。

Netflixで見て自炊の楽しさを知った

 そんな同作が『おかえりモネ』放送に合わせて、再び注目を集めている。現在は、動画配信サービス「Netflix」で視聴可能で、リアルタイムでドラマを視聴していなかった新たなファンも増加しているようだ。Netflixがきっかけで、『きのう何食べた?』にハマったという女性・Aさん(30代)は、こう話す。

「実家の母から『このドラマ素晴らしかったから、ぜひ見てちょうだい!』と連絡をもらい、何気なく見始めたのがハマったきっかけでした。1話目から魅了されてしまい、とくにシロさんがケンジを思って、栄養価を考えながらキッチンで料理をするシーンに胸を打たれた。やっぱり丁寧に料理をして、それを食べることが、心身ともに健康になる秘訣だよな、と改めて気付かされました。

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