内野聖陽一覧

【内野聖陽】に関するニュースを集めたページです。

現役ヤクザに「監督なら主役の組長に誰を抜擢するか?」などをアンケート(時事通信フォト)
ヤクザが選ぶ「ヤクザ映画の主役になって欲しい人」1位は香川照之
 いつの時代もヤクザ映画は観るものを高ぶらせてきた。ただ、現役ヤクザがヤクザ映画を観たら、どんな感想を持つのか? 「そもそも映画を見るのか」「ヤクザ映画のプロデュースに興味はあるか」「やるならキャスティングはどうするか」といったことを、ライターの鈴木智彦氏が現役組員100人に聞いた。鈴木氏が綴る。 * * *【Q1】「劇場に映画を観に行くか?」・よく行く 9人・たまに行く 25人・もう数年行っていない 33人・もう何十年も行っていない 29人・映画館に行ったことがない 4人 かつて映画は小屋で開かれる興行の一種だった。興行は落語をのぞいてヤクザが仕切っていたため、浪花節のように原則ヤクザ礼賛であり、またヤクザのシノギにもなっていた。 戦後、無軌道な時代はヤクザが映画館の用心棒を務めており、土地のヤクザは青たんをきって入場する(顔パスでの無料観劇)行為に憧れた。そのためか昭和のヤクザはよく映画館に足を運んだ。当時、映画館は二本立て、三本立てが主流で、映画の合間にはアイスクリームの売り子が劇場内を練り歩いたが、ほとんどはヤクザのシノギだった。【Q2】「ネットフリックスなどの動画配信サービスを観るか?」・はい 34人・いいえ 18人・いずれ加入したい 31人・興味がない 17人 3割の人間がすでに契約済みだが、暴力団はクレジットカードを持てないので、家族や愛人、友人名義で観ているという。ネットフリックスにはオリジナル作品があり、その中にはヤクザ映画もある。「ガイジンは俺らをニンジャの仲間と思ってるんだろうな」(稲川会系組長) ヤクザの評判はあまりよろしくない。【Q3】「ヤクザ映画をプロデュースしたいか?」・やってみたい 47人・興味ない 26人・場合による 27人 2000年前後、Vシネマ全盛期になると、ヤクザたちは自分たちが出資し、ヤクザ映画の製作にタッチするようになった。我が組織の物語からスタートし、次第にあちこちの題材を軒並み実録映画に仕上げていった。一種、会社の社史のようなものだから批判精神は皆無で、ベタベタの親分賛歌を映像化していた。一般人が観て面白い作品はほとんどない。 基本、ヤクザは目立ちたがりのミーハーなので、映画製作に関わったり、芸能人と交流したりするのは大好きだ。興味がないと冷淡だったとある組長は、以前、自分たちの映画を作るために4000万円出資し、詐欺にあって懲りたそうである。【Q4】「監督なら主役の組長に誰を抜擢するか?」・1位 香川照之 13人・2位 内野聖陽 10人・3位 GACKT 7人・4位 坂上忍 6人・4位 ビートたけし 6人・4位 浜田雅功 6人・7位 ディーン・フジオカ 3人・8位 長谷川博己 2人・8位 山口祥行 2人・同率10位 それぞれ1人 村田雄浩、佐々木蔵之介、安田顕、染谷将太、東山紀之、松下洸平、ヒロミ、北村一輝、吉川晃司、田村亮、嵐・二宮和也、嵐・松本潤、関ジャニ∞・横山裕、関ジャニ∞・村上信五、高知東生、片岡愛之助 ヤクザが香川照之に目を付けたのは『半沢直樹』を観たかららしい。激情的気質のヤクザが好きそうな芸風ではある。内野聖陽は現在放映中の連続テレビ小説『おかえりモネ』がなかなかいいのだという。ヤクザとはいえ流行の俳優が人気なのは変わらない。 3位のGACKTはヤクザにナルシストが多いせいだろう。坂上忍は「ワイドショーを観て、あの性格ならヤクザに向いていると思った」(住吉会系組長)という。本人が喜ぶかは微妙な評価だ。ビートたけしやダウンタウンのハマちゃんは「そのままでヤクザになれる」(松葉会系組長)とべた褒めだった。 ディーン・フジオカは意外だが「平気な顔で人を殺しそう」(神農団体幹部)と評価された。長谷川博己は昨年の大河ドラマでヤクザにも人気が浸透した。昔からヤクザは大河ドラマが好きだ。インタビューでうかつに戦国武将の話をすると朝まで終わらない。山口祥行は「本当にヤクザっぽい」(九州の独立団体)と大ファンの組長がいて、熱く1時間あまり激推しされた。【プロフィール】鈴木智彦(すずき・ともひこ)/1966年、北海道生まれ。日本大学芸術学部写真学科除籍。雑誌・広告カメラマンを経て、ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めた後、フリーに。近著に『サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う』(小学館文庫)。※週刊ポスト2021年10月15・22日号
2021.10.12 16:00
週刊ポスト
11月には映画も公開予定の『きのう何食べた?』(劇場版公式サイトより)
朝ドラ効果で再注目 西島秀俊・内野聖陽主演『きのう何食べた?』の魅力
 NHKで放送中の連続テレビ小説『おかえりモネ』に出演中の2人の俳優を見て、別の番組を思い出している人も少なくないようだ。同作に主要キャストとして出演する西島秀俊と内野聖陽は、2019年に放送されたドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)で、同性カップル役としてW主演を果たしている。 両作品とも脚本を安達奈緒子氏が手掛けていることもあり、朝ドラで2人の登場シーンが出てくると、SNSでは「シロさん(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)が……!!」「これは神回」と大きな盛り上がりを見せている。『きのう何食べた?』では、西島と内野が演じる「シロさん&ケンジ」コンビの心温まる日常が話題を呼び、ドラマ24枠シリーズ平均でタイムシフト視聴率が歴代最高を記録。また第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞や第101回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞するなど、作品としても高い評価を得ている。Netflixで見て自炊の楽しさを知った そんな同作が『おかえりモネ』放送に合わせて、再び注目を集めている。現在は、動画配信サービス「Netflix」で視聴可能で、リアルタイムでドラマを視聴していなかった新たなファンも増加しているようだ。Netflixがきっかけで、『きのう何食べた?』にハマったという女性・Aさん(30代)は、こう話す。「実家の母から『このドラマ素晴らしかったから、ぜひ見てちょうだい!』と連絡をもらい、何気なく見始めたのがハマったきっかけでした。1話目から魅了されてしまい、とくにシロさんがケンジを思って、栄養価を考えながらキッチンで料理をするシーンに胸を打たれた。やっぱり丁寧に料理をして、それを食べることが、心身ともに健康になる秘訣だよな、と改めて気付かされました。 私自身、都心部に住んでいることもあり、コロナ禍の感染リスクを控えるために外食を控え、自炊を続けてきたので、それが結構なストレスになっていた。とくに夏はキッチンに立つのもおっくうで、買い出しする気力もなくなっていた。 そんな状況から救ってくれたのが、『きのう何食べた?』でした。家にいる時間をストレスだと感じていたけれど、自炊を軸にして、自宅時間を楽しむことの素晴らしさを教えてくれた。シロさんが作る料理のレシピを真似して調理をするのが楽しいですし、栄養バランスも良くなりました。昨日は、ジルベールの純豆腐を作りました(笑い)」(Aさん)押し付けがましくない「問題提起」 Aさんがレシピを真似したという「ジルベール」とは、作中で“美少年・ジルベール”として登場する井上航(磯村勇斗)のことだ。ジルベールのファンだという女性・Bさん(20代/大学生)は、同作を「コロナ禍だからこそ見返したい作品」だと話す。「この作品は、シロさんとケンジのほか、山本耕史さん演じる小日向大策さんとジルベールなど、同性愛カップルが登場します。私は、大学でLGBTQに関する授業を受けたり、SNSでフェミニズムの論争が起こったりしているのを見ていて、これまで違和感を持っていました。『差別はダメだ!』と頭ごなしに押し付けられているような気がしていたんです。 私には同性愛者の知人も、トランスジェンダーの友人もいます。そこで普通に友達として接してきたので、あらためて『差別はダメ!多様性を大事に!』などと教育されることが、少し息苦しくて。もっと自然で良いのにと思っていました。 そんな中、友達に勧められて原作の『きのう何食べた?』を読んで。『これだ!』と腑に落ちました。そしてドラマもすべて視聴しましたが、本当に素晴らしくて……。作中にはたくさんの問題提起があるけれど、どれも押し付けがましくない。好きな人のためにご飯を作りたいと思う気持ちや、好きな人が作ってくれたご飯が美味しいという気持ちだけで十分だなと。オンライン授業で疲れたときに、Netflixでこのドラマを観て癒されています」(Bさん) 今年11月3日には『劇場版 きのう何食べた?』が公開予定で、主題歌はスピッツが手がけ、映画オリジナルキャラクターとしてジャニーズの人気グループ、SixTONES(ストーンズ)の松村北斗が出演することも発表されている。朝ドラを機に同作を知った新しいファンも、映画公開を心待ちにしているようだ。
2021.09.01 16:00
NEWSポストセブン
『おかえりモネ』の女性キャストに注目(写真は清原果耶/時事通信フォト)
『おかえりモネ』 清原果耶と蒔田彩珠、対比的な姉妹がもたらす予感
 作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * * NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の物語がいよいよ躍動感をもって回り始めました。宮城県登米市の森林組合で働く主人公・百音(清原果耶)が、故郷・気仙沼の亀島へ向かう。百音は気仙沼の島に生まれ高校卒業と共に島を出た。森林組合に就職し新たな仕事に戸惑い、職場に慣れようと頑張る……だけでなく、自分はいったいどうしたいのか何になりたいのかと、内省的に自分を見つめている女性です。 朝ドラが始まった当初、ちょっとモヤモヤとした、空虚を抱えている主人公像に出会い、前作『おちょやん』とのあまりの違いに驚かされました。前作で圧倒的な存在感を放った主人公・千代(杉咲花)を半年の間見つめてきた視聴者にとって、新しい朝ドラのどこを楽しむべきか。感情移入するポイントを探っていた人もまた多かったのではないでしょうか。 そして第3週に入り舞台は亀島のお盆休みへ。帰京した百音に大きなショックを与える存在が。それはなんと、百音が最もよく知っているはずの妹でした。 高校生の妹・未知は「研究職を目指す」という強い意志をすでに固めていた。祖父(藤竜也)が携わるカキ養殖業について自主研究を始め、卵から育てる地場採苗に挑んでいる。他地域から苗を購入するのではなく、ゼロからカキを飼育すれば水産業として自立できる--と、未来まで見据えた骨太な構想を描いている。ダイナミックな発想のその背後に、壊滅的な打撃をもたらし全てを奪った東日本大震災の影響が透けて見えます。だから、たとえ祖父が「高校生の自由研究」と軽視しようとも、その意志をガンとして曲げない。 この朝ドラは家族内の物語のみならず、社会的な広がりを孕んで展開していく予感がします。 とにかく未知の芝居が光っています。演じている蒔田彩珠さんの媚びない演技が素晴らしく、集中力があり切れ味はバツグン、グイグイ視聴者を引き寄せていきます。自分探しをしている姉・百音と、強い意志を持つ妹・未知--2人がくっきりと対比的に描かれます。 妹・未知と共にもう一人、つい目が行ってしまう独特な登場人物が。もし未知が「動的」な存在だとすれば、「静的」な存在。しかし気になる人物という意味で共通しているのが、陰翳を抱えた漁師・亮(永瀬廉)です。 亮はまだ多く語ってもいないし画面に出る時間も短いのに、妙に余韻を残す。父・新次(浅野忠信)との間にも問題を抱えていそうで、翳りを感じさせるキャラクター。そもそもジャニーズ・King&Princeのメンバーが出演ということで注目を集めてきましたが、引き算の演技で訳ありの事情を匂わすのは、なかなか難しいこと。永瀬さんの芝居感覚が視聴者の関心をこれからも引っ張っていきそうです。 蒔田彩珠と永瀬廉。若い二人が主人公・百音に影響を与えていく、というドラマ構成も面白い。「透明」な百音が周囲によってじわりじわりと彩色されていく……。 今回の朝ドラの脚本を担当しているのは安達奈緒子さん。『透明なゆりかご』(NHK総合2018年)で産婦人科を舞台に妊娠中絶や死産、DVといった社会的な問題を描き話題になりました。十代の清原果耶さんが初主演し看護師見習いのアオイを演じて、高い評価を受けクローズアップされるきっかけになったドラマです。また、『きのう何食べた?』(テレビ東京2019年)では会話劇によって中年ゲイカップルの活き活きとした日々を描き出しベテラン役者・内野聖陽さんを改めて輝かせた。安達脚本とはいえ両作ともに原作があったドラマだけに、今回の朝ドラで安達さんのオリジナルの本に一層の期待が集まります。 その安達さんの本ゆえに、さまざまな現実的な問題が潜む。例えば銀行員の父・耕治(内野聖陽)は震災被災者との間に複雑な人間関係を引きずり、金融機関の判断が誰かの人生を狂わせたかもしれない、といった不穏な気配が漂います。 あるいは震災時に百音が島を離れていた理由として音楽があり、それが百音と父を苦しませる。大好きだった楽器をやめて音楽から離れた経緯も、いずれ伏線となって効いてくるはず。カキの養殖業、漁師、住職、お盆の風習、年中行事といった固有の土地の風景も鮮やかに描かれていきます。 風を読んで天気の変化を予測する知恵は、命と直結している。自然や土地との対話でもある。「気象予報士になる」という主人公の成長を軸にしながら、さまざまな異質な素材が絡み合い震災という現実と虚構の物語による独特な織物が生まれてきそうな『おかえりモネ』。見所が満載の予感です。
2021.06.12 16:00
NEWSポストセブン
JIN、ごくせん、逃げ恥 再放送作品が高視聴率となった理由
JIN、ごくせん、逃げ恥 再放送作品が高視聴率となった理由
 新型コロナウイルスの影響で新作ドラマの撮影がストップし、空前の再放送ラッシュが続いている。視聴率10%が再放送の成功ラインだというが、実際に成功を収めた再放送ドラマも多かった。その勝因をドラマ視聴のプロに分析してもらった。「頼むぜよ。南方先生」。懐かしのフレーズが響き渡る。大沢たかお(52才)演じる医者の南方仁に、内野聖陽(51才)演じる坂本龍馬が土佐弁で語りかける。 江戸時代を舞台にした医療ドラマ『JIN-仁-』(TBS系、2009年)は、この4月、土曜と日曜の14時から2話ずつ再放送された。この時間帯は外出する人が多く、高視聴率が望めないとされていたが、6回の放送すべてで2桁を記録した。「作品に出てくる“コロリ”という感染症が新型コロナを連想させ、感染が拡大して特効薬がないという状況も、いまと重なりました。視聴者は自分のこととして物語をとらえ“リアルタイムで見ていたときよりも感動した”という声もあがっています」(ドラマ評論家の田幸和歌子さん) 大沢の脇を固めるキャストも、綾瀬はるか(35才)、中谷美紀(44才)、桐谷健太(40才)など、ハマり役ばかりだったことも高視聴率に影響している。 目下、お茶の間を楽しませてくれているドラマの再放送。特に視聴者を喜ばせているのが、平成を代表する名作の数々だ。 6月3日の放送で堂々の視聴率12.7%をたたき出したのは、仲間由紀恵(40才)が熱血教師ヤンクミを演じた学園コメディー『ごくせん』(日本テレビ系、2002年、再放送日は水曜22時。以下同)。「とにかく生徒役が豪華です。小栗旬さん(37才)や松本潤さん(36才)、松山ケンイチさん(35才)など、トップスターの若かりし頃が楽しめます。“昔の松潤はこうだったんだね”と、親子でも楽しめます」(テレビ解説者の木村隆志さん) 松潤の主演作『99.9 -刑事専門弁護士-』(TBS系、2016年、再放送は日曜21時)も、再放送第1話が12.6%と好調だった。「松本さん目的で見ている人も多そうですが、ダジャレが連発される脱力系のストーリーが、重苦しい雰囲気の世の中で受けている」(木村さん) 王道ど真ん中の恋愛ドラマも好調だ。5月31日から再放送が始まった『愛していると言ってくれ』(TBS系、1995年、再放送は日曜14時)もSNSでトレンド入りするほど注目された。「豊川悦司さん(58才)と常盤貴子さん(48才)が、あまりに美しい。当時のトヨエツといえば“美声”が魅力の1つなのに、この作品では耳が聞こえない役なので、手話を使っている点も斬新です」(田幸さん) 愛を深める手段が、メールやLINEではなく、当時12万円もしたFAXというのには時代を感じるが、それもリアルタイム視聴者にとっては懐かしめるポイント。再放送に先がけて、豊川と常盤が“リモート同窓会”を開催したことも、懐かしさに拍車をかけた。 秘策が功を奏したドラマもある。『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系、2016年、再放送は火曜22時)は、再放送でありながら既視感を感じさせない作りになっていた。「未公開カットをちりばめた再編集になっていて、初見の視聴者はもちろん、リアルタイムで見ていた人も、“未公開カット探し”を楽しめるようになっていました。エンディングの恋ダンスも、リモートで撮り下ろされていて、新垣結衣さん(32才)も星野源さん(39才)も、役柄とは違う“素”に近い表情で踊っていたのも印象的でした」(木村さん) 6月2日までに3話放送され、視聴率はすべて2桁台をキープしている。 リアルタイムでも好評だったドラマが、さらに評価を上げた例も。亀梨和也(34才)主演の『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系、2005年、再放送は土曜22時)だ。「亀梨さん演じる男子高校生の修二は、誰にでも優しいけれど誰のことも好きではなくて、彼に振り回される恋人役の戸田恵梨香さん(31才)に感情移入する女性が多いんです。このドラマで描かれている“思春期独特の痛み”は、そのど真ん中にいるときは直視できなくても、大人になったいまならしっかりと噛み締められる。社会問題に通じるエピソードも豊富で、“いまの若い人に見てほしい”という感想も聞かれます。野ブタと呼ばれる女子高生を演じ、いまは引退した堀北真希さん(31才)の姿が見られるのもうれしいですね」(田幸さん) 15年前の作品だが「いま見ても充分に面白く、学園ドラマの“古典”になり得る作品だと思います」と、ドラマ評論家の成馬零一さんも太鼓判を押す。※女性セブン2020年6月25日号
2020.06.11 16:00
女性セブン
超多忙の風間俊介 車のシートにぐったり倒れ込む様子
超多忙の風間俊介 車のシートにぐったり倒れ込む様子
 ジャニーズ事務所の所属タレントでありながら、CDデビューせずに俳優として活躍する異色の存在である風間俊介(36才)。舞台をはじめ、映画、ドラマに数多く出演し、演技力を磨いてきた。 この10月からは宮崎駿氏(78才)原作の舞台『最貧前線』に出演。戦争の現実を描く作品のメッセージ性もあり、NHKのニュース番組で取り上げられるなど話題を呼んでいる。「キャストには、主演の内野聖陽さん(51才)をはじめ、実力派俳優がそろっています。風間さんは内野さんとの初共演ということもあり、並々ならぬ気合が入っていたそうです。ただ、風間さんはどの仕事にも100%全力で臨むので、その反動も大きいみたいで…」(舞台関係者) この関係者が心配するのも無理はない。風間は、7月期のドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)に続き、現在はドラマ『チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~』(日本テレビ系)に出演中。昨年10月からは情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)の月曜パーソナリティーも務めている。「今年2月には、3才の息子を育てる“イクメンパパ”であることも報じられています。役者、司会、子育てとまさに超多忙で寝る暇も惜しいぐらいだそうですよ」(テレビ局関係者)『最貧前線』の東京公演が3日目を迎えた10月初旬の夜。都内の劇場で昼夜の2公演を終えた風間が劇場を後にしたのは午後9時半過ぎだった。 ファンからプレゼントを受け取る際は満面の笑顔を見せていたが、移動車に乗り込んだ途端、ぐったりと倒れ込むようにしてシートに身を沈めたのだった。限界まで頑張る彼の姿を、ジャニーズの後輩たちも尊敬の思いとともに見つめているはずだ。※女性セブン2019年11月7・14日号
2019.10.24 07:00
女性セブン
番組公式HPより
杉野遥亮『スカム』が挑む「詐欺に染まる若者のリアル」
 社会派ドラマが“刺さる”時代だ。問題提起のありようは、ヒットか否かを分けるポイントにもなっている。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏がレポートする。 * * * 知りあいの若者が「日経225先物取引で誰でも勝てるツール」のデータが入ったUSBを、何と「50万円」という大金で買わされてしまいました。実は首都圏の大学生や若い人たちの間で蔓延している、商材売りつけトラブル事例の一つらしい。USBを友達に売れば5万円入るという悪質なマルチまがいのようで、学生ローンによる多額の借金だけ残った人も多いというのです。 いったいなぜ、そんなものにひっかかってしまったのか。当人に話を聞いてみると、彼の口から出てくるのは不安ばかり。「コツコツ真面目に働いても10万円代の給料しかもらえない」「将来が不安」「金がなければどうにもならない」「一気に稼ぐ方法がないか」。 特に最後の一言が印象的でした。「今、安倍首相が副業するように言っているの、あれ本当ですよね?」 国までが副業を推奨する時代。だから、先物取引を副業にと思ったらしい。 社会経験の少ない20代の若造が、大金を借り株の先物取引で利益を上げる? その思考の飛躍に驚かされますが、まさしくこれが今の社会の現実の断片です。 経済的に苦しく未来に夢がなく、少しでもラクして「勝ち組」になりたいと短絡的な願望を抱きドツボにはまる──そんな構図が透けて見えてきました。 今週スタートした杉野遥亮主演『スカム』(TBS火曜深夜1時28分・MBS日曜深夜0時50分)は、その意味でまさに時宜を得た社会派ドラマです。 若い世代の経済的焦燥感を映す鏡のようであり、中年視聴者にとっては新手の犯罪の内実を詳細に知るという意味で好奇心が刺激されますし、自分の子供世代が抱える危機感も見えてくる。 一方、犯罪集団のターゲットとなっているリッチ高齢者層の視聴者は、犯罪の手口がわかり生活防衛手段にもなりうるという、実にスリリングでヒリヒリする作品に仕上がっています。 原作はルポライター鈴木大介著による『老人喰い』(ちくま新書)。なるほど、この迫力は現場取材から来ているのか。詐欺に走る若者の実態を克明に取材したルポだけに、ドラマの中身も詳細でリアル。そしてどこか滑稽。現実とは、そういうものかもしれません。特に犯人たちが複数の役を演じ電話口で相手を騙す「寸劇」詐欺など、ドラマ内ドラマとして浮き上がるあたり絶妙です。 それにしても原作の『老人喰い』というタイトルはエグイ。「貯金が2000万円もある高齢者から200万円をいただいて何が悪い」という理屈。リッチな高齢者を敵視することがエネルギーとなっている若い世代。老人たちを呪う社会の陰鬱。いくら説教して「詐欺は良くない」と正論を吐いても、空しく思えてくるほど。これまで紋切り型で捉えていた「振り込め詐欺」のさらに深層部分、犯罪を下支えしている末端の若者たちの姿が立ち上がってきます。 詐欺という手段で若い世代が「老人を食う」現実は、しかし視点を変えれば、安い金で若者を使い倒し非正規雇用という不安に閉じ込め、未来と夢とを食っている「若者喰い」社会ではないのか、という指摘も耳に入りました。そんなことをドラマを見ながら深く考えさせられてしまいます。 かつて「社会派ドラマ」といえば硬派で真面目、シリアスなタッチで描かれる作品が多かった。正義と悪が比較的はっきりと区分けされ、見る方も問題に関心のある人という傾向性がありました。 しかし昨今は変化の兆しが見えます。社会派ドラマに新たな胎動、新たな潮流が生まれつつある予感がします。例えば「働き方」をテーマにした『わたし定時で帰ります』、「ゲイカップル」を描いた『きのう何食べた?』は共に広く人気を博しました。テーマ性はしっかりとブレずに据えてあり、しかし見やすく物語に自然に入っていける。現実を捉え丁寧に細部が描かれているからこそ、説得力がありドラマを見た後に考えさせられる仕上がりで、視聴者に深く突き刺さっていきました。 ドラマは問題提起する。しかし善悪の判断や結論は簡単には決められないから視聴者一人一人が考えていく。 また、吉高由里子や向井理、西島秀俊、内野聖陽といったいわばメジャーな俳優たちが、がっぷりと「ブラック企業」「ゲイ」といったテーマに向き合ったことも、作品の間口を広げテーマについて考えたことのなかった視聴者をも引っ張り込む力となりました。 さて、今回の『スカム』で主役を張る杉野さんは『新しい王様』『ミストレス』など話題作へ出演が続いている新進気鋭の役者です。今どきの不安な若い世代が詐欺集団へと染まっていく生々しいプロセスをいかにリアルに描き出してくれるか。期待し注目しています。
2019.07.06 16:00
NEWSポストセブン
2LDKで男2人暮らし(番組公式HPより)
大団円『きのう何食べた?』が教えてくれた究極の真実
 視聴者をポジティブに裏切った作品としては今季ナンバーワンといえるかもしれない。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * * ネットは「シロケン」ロス一色。昨日深夜に終わった『きのう何食べた?』(テレビ東京系)。つい語りたくなる内容満載のドラマが、とうとう幕を閉じてしまいました。 制作サイドの想定を大きく超え、このドラマは「善循環の方程式」が成り立ったという希有な事例かもしれません。その善循環とは……。 ゲイカップルというテーマ性や配役が話題になる→多方面から注目→主役2人が力を発揮→その刺激が他の役者たちにも波及しさらに輝く→評判が上がる→話題になる……という巡りのことです。 西島秀俊(シロさん)と内野聖陽(ケンジ)、まず2人の主役の力がいかに大きかったか。ドラマが始まった直後、当コラムでは2人の素晴らしさについて触れたのですが、それ以外にも賞賛すべき点があちこちにありました。 例えば「ゲイ」と一口で言っても、それぞれに個性はあるはず。セクシャリティでは括れない一人一人のキャラクターが粒立ち、違いをくっきりと浮かび上がらせた演出力と役者力。まるで人物図鑑を見ているような楽しさでした。例えば……。●磯村勇斗 井上航・ジルベールの存在は、このドラマの中でピリっと効くコショウかワサビか。ほんわかした空気を一瞬で凍り付かせるエゴイズム。拗ねる、悪態をつく、相手を言葉で斬る。でも憎めない。たしかにこんな人っているんだよねー、周りが甘やかせすぎだねーという共感も沸く。 愛が足りずに育ったから愛をねだる、というちょっと子供っぽいわがままゲイの役に挑み、巧みに演じきった磯村さん。カメレオン俳優の名をほしいままに、先輩俳優たちを食うような勢いを見せました。●山本耕史 一方で、小日向大策を演じた山本さん、こちらも何と幅の広い役者なのかと驚かされました。小日向は常識のある上品な大人。しかし年下の恋人ジルベールにベタ惚れで振り回されっぱなし。かわいい子供に手を焼くバカ親のようで、大河ドラマで活躍する山本さんとのギャップがたまらない。ドラマ好きは悶絶の演技でした。●オープニング曲 フラットな声、アコースティックなギターが響くフォーク調。ほっこりと懐かしい音。バンド・OAUの「帰り道」は、オープニング曲としてこのドラマに実にハマっていました。刺激的展開はなく日常のささやかな出来事を丁寧に描くということが、一発でドンピシャ伝わってきたのです。つまり、ドラマの空気感はすでにオープニングでしっかりと表現されていました。●シロさんの母役・梶芽衣子 母の立ち位置、心配する親心の揺れを見事に体現。「同性愛は恥ずかしいことではない」と言いつつ心の奥で十分に受け止めきれていない母。つい「あなたが娘だったらね」などと口にしてしまう。しかし、母としては息子の生き方を肯定したい。愛情もヒシヒシと伝わってきて静かに葛藤する演技は素晴らしかった。 梶さんといえば、かつての『女囚さそりシリーズ』で台詞を喋らないカミソリのような凄みある女を演じ怖いイメージがあったのですが、今回のドラマでは無言の中に柔らかな愛を表現していました。 おそらく、多くの視聴者がこのドラマに求めたのは、言葉で単刀直入に愛してるなどと言わなくても、ふと互いを思いやる関係、それを伝えるしぐさや行為だったのでは。 すれ違いそうな時、何気ないそぶりで仲直りの仕方を教えてくれる。気づいた相手も素直に気持ちを受けとってくれる。ささやかだけれど大切なこと。現実の中では否定されることが多い世の中。いつもここがダメ、あそこが足りないと、他人も自分もダメ出しばかりの中で生きる私たち。 しかしこのドラマは「そんなケンジでいい」「どんなシロさんでもいい」という肯定が底に流れています。必要なのは完璧さではなくて、ふわっと包み込む暖かさ。多少波風が立ったり、けんかしたり、すれ違ってしまっても、修復していけるという根本的な明るさ。「豊かな食卓」とは、高価な食材やゴージャスな料理が揃うことではない。 2人で美味しいね、と笑いながら食べる食卓のこと。それがあればたいていの問題は乗り越えていける──究極の真実を『きのう何食べた?』というドラマは教えてくれていました。
2019.06.29 16:00
NEWSポストセブン
【動画】内野聖陽と17歳年下女優の交際 「親しくしています」
【動画】内野聖陽と17歳年下女優の交際 「親しくしています」
 17才年下の女優・小山あずささんと1年以上にわたって交際中であることが判明した内野聖陽さん。記者が話を聞きに行くと、丁寧に対応してくれました。 結婚については「そんなことはまだ全然考えていないですけれども。でも、親しくしています」とコメント。 お相手の小山さんは1985年生まれの33才。身長173cmの長身美女で、学生時代からダンスに親しむ活発な女性だそうです。周囲からは「そろそろ結婚してもいいのでは?」との声も出ているようです。
2019.05.29 16:00
NEWSポストセブン
記者に対応する内野。小山を「大切にしているかた」と語った
内野聖陽、母親公認の大切な存在・小山あずさと交際宣言
 俳優・内野聖陽(50才)と17才年下の女優・小山あずさ(33才)が、1年以上にわたって交際中であることが判明。内野本人に話を聞いた──。 熱にうなされる彼の看病のために、急ぎ足で自宅に帰る。台所に立つと、「キャッ」「できたッ!」「喜んでくれるかしら…」と、慣れない料理に表情をせわしく変える。 雑炊を作り終えると、かわいらしい声で「シロさ~~~~ん、ご飯、できたよぉ~~~」とうれしそうに呼ぶ。そして、料理を食べる相手のリアクションを心配そうに見つめ――。ドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)第7話の内野の演技に、性別問わず、「愛する人のために尽くす姿がカワイイ」という声が上がっている。 ドラマは内野演じる美容師のケンジと、弁護士のシロさん役の西島秀俊(48才)のゲイカップルの日常が描かれている。インターネットの見逃し配信の再生回数が150万回を超えるなど、今クールNo.1と評される。 これまでの内野はドラマ『エースをねらえ!』(テレビ朝日系)ではテニスの鬼コーチ・宗方仁を、ドラマ『JIN-仁-』(TBS系)では坂本龍馬を演じるなど、男くさい役どころが多かった。「大河ドラマや社会派ドラマで切れ者役を演じ、殺陣にも定評のある内野さんの今までの役柄とのギャップがすごい。表情からリアクション、手先の繊細な動きまで、完全に“ホンモノ”です」(ドラマ関係者) 5月中旬、その内野が都内の自宅から車に乗って仕事に出かけた。髪をバッサリ切って、長髪パーマの「ケンジ」の面影はどこにもない。 それから数時間後、その自宅から1人の女性が出てくる。女性は慣れた手つきで門扉を開き、自転車で颯爽と出かけて行った──。◆小山あずさのキャリア 内野はドラマの撮影を終え、6月から始まる舞台稽古に励んでいるという。「撮影当時、内野さんは現場で料理のレシピをスマホによくメモしていました。ドラマにも出てきたラザニアを、自宅で再現して食べたとも話していましたよ。ただ、内野さんは野菜炒めなど簡単な料理しか作らないと言っていたので、手の込んだラザニアを食べたと聞いて驚きました。料理を作ってくれる相手がいるんでしょうね」(前出・ドラマ関係者) 内野は、ミュージカル『エリザベート』で共演した女優の一路真輝(54才)と2006年に結婚。同年に長女が誕生した。「内野さんは仕事が最優先。せりふを覚えたり演技の練習をしたりするのに、自宅では集中できないタイプ。ひとりの時間を大切にするあまりか、ふたりは2009年頃から別居を始め、2011年に離婚。同時期に内野さんの不倫、飲酒運転といったスキャンダルも報じられました」(芸能関係者) 離婚から8年。今、内野には心を許す相手がいる。彼の自宅から自転車に乗って出てきた女性だ。「小山あずささんという女優です。交際して1年以上だと聞いています」(内野の知人) 小山は1985年生まれの33才。身長173cmの長身美女で、学生時代からダンスに親しむ活発な女性だという。首都大学東京大学院を修了した才女でもある。 2011年から、仲代達矢(86才)が主宰する「無名塾」に1年間在籍し、女優のキャリアをスタートさせた。それからというもの、『ブラックリベンジ』(日本テレビ系)や『デザイナーベイビー』(NHK)などのドラマに出演。ほかにも、田中哲司(53才)や田中圭(34才)が出演した『サメと泳ぐ』など数々の舞台にも積極的に挑戦している。「内野さんは文学座出身で、今も舞台関係者と交流が続いています。小山さんが出演した『サメと泳ぐ』の演出を務めた千葉哲也さん(55才)とも内野さんは古くからの友人で、ふたりは千葉さんを介して知り合ったそうです」(前出・芸能関係者) 現在、小山は内野の自宅から自転車で20分ほどのところでアパート暮らしをしている。「自宅から内野さんの家に自転車で通っているそうです。同棲はしていませんが、鍵を渡されていて、内野さんの留守中も雑用をしてあげているようですね」(前出・内野の知人)◆母親とも親しくする大切な女性 内野の自宅周辺には、82才の母親も暮らしている。「お母さんはまだまだ元気で、内野さんの自宅に2~3日に1度は顔を出すようです。お母さんと小山さんが、2人で過ごすこともあって、すっかり“公認”ですよ。ふたりの仲のよさを知る友人たちからは“そろそろ結婚してもいいのでは”という声も出ています」(前出・内野の知人) 内野の実家は神奈川・横浜の由緒正しき寺院。父親はすでに他界し、長男の内野は、実家の寺を継がずに俳優の道に進ませてくれた母親に感謝をしている。周囲には「母親の面倒を一生見る」と公言しているという。「今はお母さんも彼女もいい距離のつきあいですが、結婚となると一度失敗していますし、慎重になるでしょう。内野さん自身も離婚に際しての会見で、自分自身を“一つ屋根の下で暮らすのは難しいタイプ”だと言っていましたからね…。ただ、彼女も33才。内野さんも真剣に考えていると思いますよ」(前出・芸能関係者) 仕事終わりの内野に話を聞いた。──内野さん、驚かせてしまいすみません。「いえいえ…。え、今おれを追ってるの(苦笑)」──いつも注目していますが今、ドラマも人気で。「じゃあ指令が出てるのね」──小山さんとおつきあいされていると聞きました。「プライベートはなるべくね、そっとしておいてほしいですよね。まぁまぁお仕事はわかりますけれども(笑い)」──結婚も?「そんなことはまだ全然考えていないですけれども。でも、親しくしています」──大切にされている?「そりゃそうです」──ゆくゆくは?「わからないですよ、ゆくゆくなんて、フフ」──ところで髪の毛がサッパリされていますが『きのう何食べた?』の撮影は終わられて?「ずいぶん前に終わりました。もう次の芝居の稽古です。もうケンジモードもゼロで、今は毎日必死に一人芝居の稽古中です。それ記事に書いてよ(笑い)」──承知しました。ありがとうございました。「遅くまでご苦労さまです。おやすみなさい」 そう言うと内野はその場を後にした。 内野の一人芝居『化粧二題』は6月3日に初日を迎える。母に捨てられ、傷を隠しながら生きる男の役どころだ。かわいいケンジは封印。また別の内野の魅力が見られそうだ。※女性セブン2019年6月6日号
2019.05.22 16:00
女性セブン
小山は身長173cmの長身美女
【写真9枚】内野聖陽と交際の小山あずさ、自転車を駆る
 俳優・内野聖陽(50才)が、17才年下の女優・小山あずさ(33才)と交際中であることがわかった。すでに交際は1年以上になるという。 小山は、2011年から、仲代達矢(86才)が主宰する「無名塾」に1年間在籍し、女優のキャリアをスタート。『ブラックリベンジ』(日本テレビ系)や『デザイナーベイビー』(NHK)などのドラマに出演。田中哲司(53才)や田中圭(34才)が出演した『サメと泳ぐ』など、数々の舞台にも出演している。「内野さんは文学座出身で、今も舞台関係者と交流が続いています。小山さんが出演した『サメと泳ぐ』の演出を務めた千葉哲也さん(55才)とも内野さんは古くからの友人で、ふたりは千葉さんを介して知り合ったそうです」(芸能関係者) 現在、小山は内野の自宅から自転車で20分ほどのところでアパート暮らしをしている。「自宅から内野さんの家に自転車で通っているそうです。同棲はしていませんが、鍵を渡されていて、内野さんの留守中も雑用をしてあげているようですね」(内野の知人) 内野の家から自転車に乗って自宅に変える小山の姿をキャッチ。かごに荷物を入れて、自転車をこぐ姿は、どこか家庭的な雰囲気も感じられる。 仕事帰りの内野に結婚の可能性を聞いたところ、「そんなことはまだ全然考えていないですけれども。でも、親しくしています」との回答だった。
2019.05.22 15:55
NEWSポストセブン
西島秀俊、映画で作業着姿 『きのう何食べた?』とギャップ
西島秀俊、映画で作業着姿 『きのう何食べた?』とギャップ
 仕事帰りにスーパーに立ち寄り、セール品を吟味して材料を買うと、手際よく料理する西島秀俊(48才)。同棲相手とハニカミながら食卓を囲み──。 そんな日常を描いた深夜ドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)。ただ、主人公は普通のカップルではなく、西島演じる“シロさん”と内野聖陽(50才)演じる“ケンジ”のゲイカップルだ。「毎回、放送後のTwitterが“祭り状態”になり、世界トレンド1位を記録したことも。深夜枠ですが、見逃し配信が5週連続で100万回再生されるなど、“今期ドラマNo.1”の呼び声も高い」(テレビ誌記者) 新婚のような2人の様子に“萌える”女性が多発しているが、出てくる料理も話題だ。「時短でできるメニューや主婦の知恵袋も満載で参考になります」(ドラマファン) バターや卵などを加えたオリジナル「サッポロ一番」のみそラーメンも披露。放送翌日に売り切れる店が続出した。 西島の、“料理男子”ぶりも注目を集めているが、別の現場ではまったく違う姿を見せているようだ。 埼玉県の「道の駅」で、撮影に居合わせた人が言う。「4月中旬の夕方にロケをしていて、スタッフ含め40人くらいいました。西島さんはボロボロの作業着姿で、表情も少しやつれた感じでした」 撮影は来年公開の映画『風の電話』。東日本大震災で被災した岩手県大槌町にある、死別した大切な人に思いを伝える白い電話ボックスをモチーフにした作品だ。 西島が演じるのは、広島から1人で故郷の岩手に向かう少女(モトーラ世理奈・20才)と旅の途中で出会い、風の電話まで同行する役どころ。「撮影はモトーラさんが男性に襲われそうになったところを、ワンボックスカーで通りかかった西島さんが助けるという重要な場面でした。『きのう何食べた?』で見せる顔とは全く雰囲気が違います」(映画関係者)※女性セブン2019年5月30日号
2019.05.19 16:00
女性セブン
2LDKで男2人暮らし(番組公式HPより)
なぜ今LGBTドラマが量産? 今春は5作放送で軒並み好評
 昨年、男性同士の恋愛を描いた『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)が大ヒットしたのが記憶に新しいが、今クールのドラマでも、LGBTを題材にした作品が増えている。その背景をテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 今春のドラマでスタートして1か月が過ぎようとしていますが、最大のモチーフとなっているのはLGBT。 ツイッターの世界トレンド1位にもなった話題作『きのう何食べた?』(テレビ東京系)のほか、シリーズ第3弾も人気をキープする『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)、古田新太さんがゲイの教師を演じる『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)、強烈なタイトルに相反するピュアな世界観が魅力の『腐女子、うっかりゲイに告る。』(NHK)、人気海外ドラマのリメイク『ミストレス~女たちの秘密~』(NHK)の5作でLGBTがモチーフとして扱われ、うち4作は主人公が当事者です。 なぜ今、これほどLGBTをモチーフにしたドラマが量産されているのでしょうか?◆「生きづらさ」が明快で根深いLGBT このところドラマに限らず、テレビ番組全般のキーワードとなっているのは、さまざまな人柄や生き方の尊重。年齢、性別、職業、学歴、趣味、嗜好などの違いを平等に扱い、「自分らしく生きる姿を描く」「マイノリティにスポットを当てる」というコンセプトの番組が増えています。 ドラマでも、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が、契約結婚するヒロイン、高齢の処女、結婚に否定的な男性、家族を溺愛する男性、ゲイ、シングルマザーなど、それぞれの生き方を尊重するような物語で大ヒットして以降、この傾向が加速。今春も、周囲を気にせず定時退社を続ける女性を描いた『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)、車椅子生活の男性が主人公の『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)、同じマンションに住むさまざまな住人を描いた『あなたの番です』(日本テレビ系)が放送されているように、それぞれの立場にいる人が、生きづらい世の中を自分らしく乗り越えようとする姿をフィーチャーしています。 なかでも、生きづらい理由がわかりやすく、根が深いのはLGBT。好奇の目、上から目線、微妙な距離感、露骨な特別扱いなどに直面しながらも、自分らしく生きる姿が視聴者の共感を呼び、困難を克服したときのカタルシスはひとしおなのです。 たとえば、今春最大の話題作となっている『きのう何食べた?』は、40代のゲイカップルを特別視せず、描いているのは何気ない日常生活のみ。その中心にあるのが2人で挟む食卓という点も含めて、LGBTはもちろん、それ以外の人々からも共感を誘っているのでしょう。 また、『きのう何食べた?』の内野聖陽さんが「こういう役はほとんど経験がないので、新鮮に感じました」「面白いドラマになりそうだなっていう予感をすごく感じて、二つ返事で受けました」とコメントしているように、俳優たちにとってLGBTは演じがいのある役。「演技の幅を見せ、視聴者のイメージを広げ、新境地を見せて評価を受けやすい」など、制作サイドにとってはキャスティングに迷うことはあっても、困ることは少ないものです。◆一年前にもLGBTのドラマが大量放送 実はLGBTを扱ったドラマの放送ラッシュは、一年前にも起きていました。 LGBTをモチーフにした作品は、昨年の上半期だけで、『女子的生活』(NHK)、『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)、『明日の君がもっと好き』(テレビ朝日系)、『弟の夫』(NHK BSプレミアム)、『半分、青い。』(NHK)、『おっさんずラブ』、『家政夫のミタゾノ』が放送されていたのです。 今春の作品では、『きのう何食べた?』はテレビ東京の“飯テロ”を進化させた。『俺のスカート、どこ行った?』は絶滅しかけている学園ドラマの救世主となりそう。『腐女子、うっかりゲイに告る。』は90年代の純愛ドラマを彷彿させるなど、LGBTをモチーフにしたことのメリットが一年前の作品より大きくなっている感があります。 ただ、LGBTのキャラクターが当然のように設定され、視聴者も当然のものとして受け止めている欧米と比べると、まだまだ特別な存在として扱われているのが現実。その意味で現在は、「LGBTが個人を尊重する社会の象徴ではなく、当然の存在として描かれるようになる」ためのステップを一歩一歩進んでいる最中なのかもしれません。昨年の上半期がホップ、今春がステップ、そして来年がジャンプと、三段跳びのように大きく前へ進んでいけるのか。その動向に注目してみてはいかがでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.05.05 07:00
NEWSポストセブン
2LDKで男2人暮らし(番組公式HPより)
テレ東ドラマ『きのう何食べた?』 業界内では期待の声多数
 4月から始まった平成最後の春ドラマの中で、もっとも熱い注目を集めているのは、人気漫画原作でゲイカップルの日常を描いた『きのう何食べた?』(テレビ東京系)だ。深夜帯の放送で初回視聴率こそ3.5%だが、見逃し配信の再生数は、歴代トップの120万再生を記録し、業界内からは期待の声しか聞こえない。ドラマウオッチを続けるノンフィクション作家の山下柚実さんはこう話す。「W主演の西島秀俊(48才)、内野聖陽(50才)とも演技が光っています。特に内野は指先まで完全に役のケンジになりきっています。実はきれいなことにこのドラマで気づかされた“奇跡のアラシックス”田中美佐子(59才)の役も、原作と違うように感じていましたが、ぴったりでした」 辛口コラムニストの今井舞さんも高評価。「漫画をしっかりと実写化していて好感が持てます。気になるのは西島の料理シーン。インタビューでは『千切りの練習をしている』と言っているけれど、料理中の手元は別カットのことが多い。残念」 西島は役作りのための体重の増減などはお手の物だが、料理だけは別物か。ゲイを演じるには男らしさが過ぎるのかもしれない。 高橋一生(38才)、斎藤工(37才)、滝藤賢一(42才)、旬の男性がトリプル主演するのは『東京独身男子』(テレビ朝日系・土曜23時15分)。初回視聴率5.7%で、同枠としては『おっさんずラブ』最終回と並ぶ“ロケットスタート”を見せた。 20~30代女子を中心に早くも熱狂的ファンがいるというが、山下さんはピシャリ。「歯科医はチャラくて弁護士はナルシスト、アナリストは合理的と、肩書に合わせたキャラ設定がバブルの頃のよう。せっかく男性の4人に1人が独身という実態に目をつけ、いい役者が揃っているのに。私は見続けられません」 近年、ドラマ好きにとって至福の時とされるのは「日曜夜」だ。20時の大河、21時のTBS日曜劇場、そして22時30分の日テレと、人気ドラマ枠が続くからだ。 好スタートを切った『集団左遷!!』(TBS系・日曜21時)で福山雅治(50才)は、かっこ悪いほど普通のサラリーマンを演じている。「福山起用で、絶対に失敗は許されないという重圧があり、攻めた脚本が作りにくいらしく、スタンダードにまとまってしまっている印象。ただ、福山の“普通”ぶりは圧巻。こんなにイケメン臭を消せるとは…。役作りでわざと太ったようですね。今後の展開に期待」(テレビ誌記者) マンションを舞台にしたミステリー『あなたの番です』(日本テレビ系・日曜22時30分)は、25年ぶりとなる2クールドラマで、4月から約半年間放送される。「初回視聴率は8.3%と2クール連続にしてはかなり厳しい数字。この枠は『今日から俺は!!』『3年A組』(日本テレビ系)でいい流れを作ってきたのに、このままではスポンサーが逃げ出しかねません。ストーリーも変更しづらく、期間短縮もありそう」(日本テレビ関係者) こうしたラインナップがしのぎを削る中、今井さんが推すのは『やすらぎの刻~道』(テレビ朝日系・平日12時30分)だ。2017年のスマッシュヒット『やすらぎの郷』の続編で、脚本は倉本聰、主演は石坂浩二(77才)だ。「老人ならではの認知症などの会話が、悲惨にならずに日常の出来事として処理されていて、そこがリアル。ツッコミ目線も鋭く、加賀まりこ(75才)や浅丘ルリ子(78才)の化粧が濃いことが笑いになったりしている。若い人が描く老人のステレオタイプ描写とは全然違うんですよ」 今見ている人も見ていない人もぜひ参考に!※女性セブン2019年5月9・16日号
2019.04.27 07:00
女性セブン
2LDKで男2人暮らし(番組公式HPより)
「W主演」ドラマ急増 背景に単独主演はれるスターの減少も
“平成最後”の連続ドラマがいよいよ始まった。『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』のヒットの後を受け、期待が高まる「日曜ドラマ」枠は、『あなたの番です』。フジテレビ伝統の「木曜劇場」には『ストロベリーナイト・サーガ』が登場。日本テレビの「新・水曜ドラマ」は『白衣の戦士!』。テレビ東京の木曜深夜「木ドラ25」枠からは『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-』、同じくテレ東金曜深夜の「ドラマ24」は『きのう何食べた?』。実はこれら5作にはある共通点がある。それが「W主演」だ。舞台・ミュージカルではよく聞く「W主演」。ドラマ界でも増加の“なぜ”を追った。◇2人の組み合わせを見てほしいという思い『白衣の戦士!』は、中条あやみ&水川あさみによるW主演。病院を舞台にしたお仕事コメディだが、そんな看護師ドラマで記憶に残る過去の作品の1つが、観月ありさ主演『ナースのお仕事』(フジテレビ系)だ。  同作で話題を集めたのが、観月演じる新米ナース・朝倉いずみと、その指導役である先輩看護師・尾崎翔子を演じた松下由樹の掛け合いだ。そんな新人とベテランの凸凹コンビによって成り立っていた『ナースのお仕事』も、観月の単独主演だった。 だが今回の『白衣の戦士!』は先述の通り、中条&水川のW主演。こうした背景には、本作が2人の看護師のコンビネーションで繰り広げられることを最初から前面に打ち出そうという意図が見て取れる。つまり何をおいても彼女たちを見てほしいという制作サイドの思いの表れなのであろう。  ちなみに中条は今作が「連ドラ初主演」。これをキャッチコピーにすることもできたはずだが、それよりも知名度や女優の格としては上の水川とのW主演をうたうほうが、“強い”と制作サイドが考えたのではないか。 ◇恋愛ドラマも「W主演」としたほうが伝わりやすい 今月5日からスタートした深夜ドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)。これは同性愛カップルが主人公の物語で、西島秀俊と内野聖陽がW主演を務める。こうした恋愛もので重要なのは、恋人は誰と誰なのかということ。そこで「AとBによるW主演の恋愛ドラマ」と銘打てば、恋する2人が誰なのかを即時に伝えられる。今回のドラマでは、西島と内野がカップルになるという意外性のある構図を一言で解説できるというメリットもあるだろう。 新・日曜ドラマ『あなたの番です』のW主演は、人気絶頂の田中圭と、奇跡の51歳・原田知世の2人。彼らは夫婦役だ。こちらも「W主演」とすることで、テレビや雑誌などでPRする際、異色の組み合わせをダイレクトに表現できる。◇幅広いファンを取り込める この『あなたの番です』でさらに言えるのは、2人の役者のファンを同時に取り込めるということだ。つまり田中圭のファンだけではなく、原田知世をデビュー当初から知っている同世代もターゲットにできる。 『ストロベリーナイト・サーガ』のW主演は二階堂ふみ、KAT-TUN・亀梨和也だ。こちらも似たような“もくろみ”が働いているだろう。二階堂のファンだけではなく、熱狂的な人が多いと言われる亀梨のファンの視聴者も獲得できるのだ。◇“season1”との差別化を図れる 『ストロベリーナイト・サーガ』のルーツはかつて同じフジテレビ系で放送され、ヒットしたドラマ『ストロベリーナイト』である。 同作で主演を務めていたのは竹内結子。警部補・姫川玲子を演じ、捜査一課殺人犯捜査第十係を率いていた。その部下の巡査部長・菊田和男を演じていたのが西島秀俊。2人によるコンビは人気を博し、劇中では2人一緒になるシーンも多かった。だが彼らが”名バディ”を組んでいたにもかかわらず、同作は「W主演」ではなかった。 今回の『ストロベリーナイト・サーガ』も二階堂の単独主演だけでも“通り”はいいはずだが、これを二階堂&亀梨としたことは、今作ではより菊田のキャラクターを押し出そうという狙いもあるだろう。 そんな、「season1」との違いを鮮明にする意図は、『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-』でも見て取れる。このW主演は乃木坂46山下美月と、『3年A組』の逢沢博己役で名を馳せた萩原利久。昨年1月期にオンエアされた前作『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』では元乃木坂46・西野七瀬と野村周平の恋愛模様が描かれたが、こちらは西野の単独主演だった(西野はオンエア時、現役メンバー)。◇映画界でもW主演が急増 もちろん、これまでもW主演ドラマがなかったわけではない。例えば1988年、社会現象を巻き起こした『抱きしめたい!』(フジテレビ系)は浅野温子、浅野ゆう子のW主演。1993年の『振り返れば奴がいる』(同系)も主演は織田裕二と石黒賢だった。 だがこれまで述べてきたように、1つのクールにこれだけ「W主演」作品が集中することが今まであっただろうか。 テレビドラマだけではない。映画界でも「W主演」が“流行っている”。  今年すでに公開されたものだけでも『雪の華』登坂広臣&中条あやみ、『翔んで埼玉』二階堂ふみ&GACKT、『あの日のオルガン』戸田恵梨香&大原櫻子、『九月の恋と出会うまで』高橋一生&川口春奈、『君は月夜に光り輝く』永野芽郁&北村匠海などがある。 さらにこの先に封切られる予定、もしくは実写化が発表された「W主演」映画も、横浜流星&中尾暢樹『チア男子!!』、坂口健太郎&吉田鋼太郎『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』、三浦貴大&成海璃子『ゴーストマスター』、堤真一&ナインティナイン岡村隆史『決算!忠臣蔵』、松本穂香&渋川清彦『酔うと化け物になる父がつらい』、上白石萌音&山崎紘菜『スタートアップ・ガールズ』など多数控えている。◇突出したカリスマスターの減少も こうしたW主演が増えた遠因としては、例えば木村拓哉、米倉涼子、綾瀬はるか、堺雅人らのように単独主演で視聴率、あるいは興行収入が見込めるスターが少なくなっていることもあるだろう。つまり2人タッグを組むことで、力を補い合う狙いだ。今の時代、そうした孤高の存在を立てるよりも「2人」が物語を織りなす作品のほうが、親近感が持たれるのかもしれない。 ただ結局は、単独主演でもW主演でも、大事なのはそうした”看板”より内容である。「W主演」という聞こえのいい響きを裏切らない作品を期待したいところだ。(芸能ライター・飯山みつる)
2019.04.23 16:00
NEWSポストセブン
2LDKで男2人暮らし(番組公式HPより)
なぜ名優+同性愛? タブーなき進化を続けるテレ東“飯テロ”
 テレビ東京の“飯テロ”ドラマが進化中だ。新ドラマ『きのう何食べた?』が話題を集めている。テレビ解説者の木村隆志さんが、“飯テロ”ドラマのこれまでとこれから、そしてテレ東が制作を続ける背景について解説する。 * * * 4月5日のスタートから『きのう何食べた?』の勢いが止まりません。ツイッターの世界トレンド第1位になり、見逃し配信の再生回数が過去最高を記録し、ツイッターのフォロワー数が早くも10万人を突破。クチコミサイトの評判を見ても、ドラマ識者たちのコメントを見ても称賛が多く、早くも「今期イチ」の声があがっています。『きのう何食べた?』は、弁護士・筧史朗(西島秀俊)と美容師・矢吹賢二(内野聖陽)の同居生活を描いた作品。番組名からわかるように、物語は食卓を中心に物語が進んでいきますが、深夜のグルメドラマはテレビ東京の十八番である“飯テロ”の系譜です。 驚かされるのは、西島さんと内野さんという大物名優の共演で、しかも同性愛をモチーフにしていること。 これまでテレビ東京は、中年男性がひたすら食べる『孤独のグルメ』から、OLが一人酒をたしなむ『ワカコ酒』、ひたすら食べる謎の女性を描いた『たべるダケ』、刑事がB級・C級グルメを熱く語る『めしばな刑事タチバナ』、極道が手料理を振る舞う『侠飯~おとこめし~』、銭湯とお酒とつまみにフィーチャーした『昼のセント酒』、仕事をサボってスイーツを食べる『さぼリーマン甘太朗』、グルメで失恋を忘れようとする『忘却のサチコ』などを放送してきましたが、今作は「飯テロもついにここまで進化したか」という驚きであふれています。『きのう何食べた?』は、これまでの“飯テロ”とはどう違うのでしょうか? さらに、改めて“飯テロ”は、なぜ人気が続き、今後はどうなっていくのでしょうか?◆動画レシピサイトのような魅力も『きのう何食べた?』の原作は、『西洋骨董洋菓子店』『大奥』などで知られる、よしながふみさんの漫画であり、すでに15巻が発行された人気作。ゲイカップルのほのぼのとした日常を描くとともに、周囲へのカミングアウトや両親との関係性など、LGBTの抱える問題点にもふれる骨太な一面を持ち合わせています。 これまでの“飯テロ”は、ゆるさを売りにし、あえてストーリー性を重視しないものが多かったのですが、昨年放送された『忘却のサチコ』がそうだったように、近年はストーリーとグルメが補完関係となる作品がジワジワと浸透。その点、『きのう何食べた?』は、“飯テロ”らしいゆるさを保ちつつも、男女を問わずカップルに大切なことを描き、社会的な問題にも迫る作品となっています。 もちろん“飯テロ”である以上、グルメがおいしそうに見えなければ意味がありませんが、当作はその点でも進化。原作漫画が『マツコの知らない世界』(TBS系)の「マンガ飯の世界」で“レシピ本として使える!おすすめマンガ”の1位に選ばれるなど、「見ておいしそう」というだけでなく、「作ってみたい」と思わせる作品であり、ドラマ版も食事中のシーンに加えて、料理中の手元をじっくり映すなどの演出で、その長所は失われていません。つまり、動画レシピサイトのような魅力もあるのです。◆テレ東の“飯テロ”はますます細分化へ では、なぜ“飯テロ”の人気は続き、テレビ東京は制作し続けているのでしょうか?もともと“飯テロ”の人気に火がついたのは、「深夜に食べたら太ってしまう。体に悪そう」なものをおいしそうに食べまくるシーンの魅力から。「禁止されるほどやりたくなる」カリギュラ効果という心理現象によるところが大きいと言われています。 その効果は、『きのう何食べた?』なら西島さんや内野さん、『忘却のサチコ』なら高畑充希さんなど演技力のある俳優が出演することで、さらにアップ。バラエティーの画一的なグルメレポートに視聴者が飽きている中、名優たちの食べる演技はそれだけで説得力があるのです。 また、バラエティーのグルメレポートは「タレントたちが番組の中で食べる」という図式ですが、ドラマの食事シーンは「登場人物(一般人)が日常の中で食べる」という形で感情移入しやすいところもポイント。「料理をおいしそうに撮る、食べている人を美しく撮る」という技術的な面でも、ドラマならではの技術が光っているのです。 さまざまなタイプの作品が受け入れられてきたように、“飯テロ”は視聴者のニーズが高く、『きのう何食べた?』のヒットを見ても、しばらくは下がりそうにありません。 今後は、『孤独のグルメ』のようなひたすら食べるものや、『きのう何食べた?』のような社会的なテーマを絡めたものはもちろん、料理やスイーツなどのジャンル、食べる人の職業やシチュエーションは、より細分化していくのではないでしょうか。たとえば、「肉だけを食べ続ける」「調味料にこだわり尽くす」「やたらグルメな小学生子役」の“飯テロ”ドラマがあっても驚かないのです。 失敗を恐れず、努力を惜しまず、新たなものに挑んでいく。そんなテレ東の深夜ドラマらしさが失われない限り、“飯テロ”はますます進化していくでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.04.20 07:00
NEWSポストセブン

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前田敦子と篠田麻里子の女子会姿をキャッチ
前田敦子、篠田麻里子と六本木で4時間半女子会 元夫・勝地涼との関係は良好に
女性セブン
謎めいたバッグを持つ広末涼子
広末涼子、“破壊力強すぎ”コーデは健在「背中に蜘蛛」私服に続き目撃された「謎バッグ」
NEWSポストセブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン