芸能

若月佑美 写真集発売の会見で見せた8年連続「二科展入選」の腕前

会見で披露した「コロナ禍で始めた」という陶芸作品

会見で披露した「コロナ禍で始めた」という陶芸作品

 今年8月で芸能生活10周年を迎えた女優・モデルの若月佑美(27)。近年は活動の場を多方面に広げている若月だが、9月11日の2nd写真集発売を記念した記者会見では、改めて多芸多才の人であることを印象付けた。

 若月が会見場に持参したのは、今回の写真集撮影の現場で自ら制作したという2つの「陶器」と1枚の「絵画」だった。今回の写真集には、そうした美術品制作に取り組む若月の真剣な表情をとらえたカットも収録されている。陶芸には人生で初めて挑戦したというが、指導を受けた師匠から「腕がいい」と褒められたことを嬉しそうに明かした。

 自ら選んだという陶器の色は白と黒。「普段から黒い服が大好きなのでひとつは“黒”に。写真集で白のワンピース着る機会が多くて、自分の中で挑戦だったので、写真集のテーマカラーのような“白”をもうひとつに選びました」と語ったほか、絵画については、「普段描く絵は抽象画が多いのですが、今回は『深海』をテーマに描きました」と明かした。

 若月の“美術センス”は広く知られている。その腕前は公募展での実績というかたちにも残っており、2012年から8年連続で「二科展」のデザイン部門に入選を果たしている。

 そうしたアーティスティックな感性は、コロナ禍で大規模な撮影や海外ロケが制限された今回の写真集の撮影でも活かされたようだ。若月が写真集撮影の現場で意識していたことをこう明かす。

「遠くまでロケには行けませんでしたが、その分、衣装をたくさん用意しました。それぞれの衣装に合わせてメイクもどんどん変えて撮影しました。背景が白くて変わらない分、その手前にいる私が、背景が違って見えるように表現していこうと思いました。いまの私ができる全てを詰め込みました」

 写真集のタイトルは『アンド チョコレート』。「どういう意味?」と思わせるタイトルだが、これも若月本人のアイデアで決まったという。若月が言う。

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