国内

高市早苗氏が30年前、立民・蓮舫氏と並んでテレビ司会をしていた過去

30年前からそりが合わなかった?(時事通信フォト)

30年前からそりが合わなかった?

 9月17日に告示、29日に投開票を迎える自民党総裁選。自民党最大派閥・細田派に影響力を持つ安倍晋三・前首相が支持を打ち出し、「日本初の女性宰相」に名乗りをあげたのが高市早苗・前総務相だ。自民党総裁選の女性候補者は2008年の小池百合子氏(現・東京都知事)以来2人目となる。

「初の女性首相候補としては、二階俊博・幹事長の評価が高いとされた野田聖子・幹事長代行もいるが、今回の総裁選は20人の推薦人を集めるのにも苦労する状況だった。細田派の稲田朋美・元防衛相は早々に立候補を見送った。今回、初の女性総理誕生となるか、高市氏に注目が集まっている」(大手紙政治部記者)

 そうしたなか、かつて「政権を奪還し、初の女性首相を目指す」と公言していたのが立憲民主党・蓮舫代表代行だ。民主党政権下では行政刷新担当相などを歴任し、その後、民進党代表も務めたが、高市氏をはじめ自民党の女性政治家に比べれば「女性総理の椅子」は遠くにある。

「この状況に、蓮舫さんの心中は複雑なのでは」──一部のテレビ関係者からは、そんな声があがる。実は自民党の「総裁候補」である高市氏と、立憲民主党の「代表代行」である蓮舫氏には、浅からぬ因縁があるのだ。

 バブル末期の1980年代後半、2人が深夜番組の司会者として席を並べ、共演していた過去は、あまり知られていない。

「テレビ朝日の『プレステージ(こだわりTV PRE★STAGE )』という番組です。平日の深夜1時頃から明け方までの生放送で、政治や社会問題など硬派なテーマから、超常現象や下ネタまで広く扱う情報バラエティでした」(当時を知る放送作家)

 司会者は曜日ごとに異なり、水曜日のメイン司会は、作家・飯干晃一氏の娘でマルチタレントの飯星景子。その両脇を高市、蓮舫の両氏が固めるという布陣だった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン