国内

「小室家の尻拭いを皇室や宮内庁がする必要はない」秋篠宮さまが毅然とした姿勢か

婚約内定会見(代表撮影

10月26日の会見までにさまざまな動きがありそうだ(写真/雑誌協会代表取材)

 10月26日に結婚することが発表された、秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さん。婚姻届の提出後、ふたりは揃って記者会見に臨む予定だ。

 衝撃的だったのは、眞子さまが「誹謗中傷のため、『複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)』の状態」という発表だった。複雑性PTSDは「長期的に繰り返されるトラウマが心の傷となり、さまざまな症状が表れる疾患」を指す。眞子さまの場合、「ご自身とご家族、およびお相手とお相手の家族に対する誹謗中傷」が要因だという。

 そのショッキングな事実が報じられると「心配です」「結婚後はそっとしてあげてほしい」など、眞子さまの体調を案じる声が上がった。しかし一方で、ツイッターではトレンドワードに「国民のせい」が急上昇。なかには「(PTSDは)国民が批判するからですか」「国民のせいにされて悲しい」といった声が上がったのもまた事実だ。

 宮内庁は、眞子さまが約1億4000万円とされる結婚一時金を辞退する意向であることも併せて発表した。しかし、それには皇室関係者が苦い顔をする。

「眞子さまご自身はそれでいいのかもしれません。ですが、この先に結婚を控える女性皇族に与える影響は計り知れないでしょう。今後は一時金受領の意思を確認されるようになり、受け取ることで余計な反発が生まれる可能性もある。そもそも一時金は贅沢のためではなく、元皇族としての品位を保つためのもの。あとに続く方々のことは、念頭になかったのでしょうか」

 しかし眞子さまは、結婚に向けての障害をひとつでも減らすことを選ばれ、一時金の受け取り辞退を決められた。

小室家の尻拭いは絶対にさせない

 秋篠宮家と交流の深い人物によると、「眞子さまは小室家の金銭トラブル発覚当時、食べ物を戻されることも珍しくなかった」というから、眞子さまは心身ともに相当に追い詰められていたのだろう。いち早いご快復を願うばかりだが、そんな中でも笑顔を見せられ、ご結婚へと精力的に動かれてきた眞子さまの胆力には脱帽するばかりだ。

「名誉総裁として“最後のご公務”となった9月末の『国際陶磁器フェスティバル』のビデオメッセージは8月に収録されたそうです。5年半勤めた博物館『インターメディアテク』を8月末で退職されたことも然り、眞子さまはご結婚に向けた“身辺整理”を進められてきていました。

 遡れば、4月に小室さんが金銭トラブルについての説明文書を発表した直後に、眞子さまがコメントを出されたのも、“私が動けば、事態を沈静化できる”とお考えになったのかもしれません」(皇室ジャーナリスト)

 ご結婚のため気を吐かれる眞子さまのお姿は、パートナーである小室さんには頼もしく映っただろう。

「小室さんにとって、眞子さまはあらゆる面で“強い味方”でしょう。さらにいえば、自分の身内の金銭トラブルについて会見をする際に、眞子さまに同席してもらえればベスト。内親王の眞子さまを隣に座らせられれば、皇室の“お墨付き”を得たかのように、『小室家には問題はなかった』と主張できますから」(別の皇室関係者)

 しかし、目論見は外れた。当初は、「宮内庁のアテンドで結婚会見をふたりで行い、その後、入籍する」という予定だったようだ。しかし、強い忌避感を示されたのが、秋篠宮さまだったという。

関連記事

トピックス

大谷翔平がこだわる回転効率とは何か(時事通信フォト)
《メジャー自己最速164キロ記録》大谷翔平が重視する“回転効率”とは何か? 今永昇太や佐々木朗希とも違う“打ちにくい球”の正体 肩やヒジへの負担を懸念する声も
週刊ポスト
竹内朋香さん(27)と伊藤凛さん(26)は、ものの数分間のうちに刺殺されたとされている(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
「ギャー!!と悲鳴が…」「血のついた黒い服の切れ端がたくさん…」常連客の山下市郎容疑者が“ククリナイフ”で深夜のバーを襲撃《浜松市ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
和久井学被告と、当時25歳だった元キャバクラ店経営者の女性・Aさん
【新宿タワマン殺人・初公判】「オフ会でBBQ、2人でお台場デートにも…」和久井学被告の弁護人が主張した25歳被害女性の「振る舞い」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
50歳で「アンパンマン」を描き始めたやなせたかし氏(時事通信フォト)
《巨大なアンパンマン経済圏》累計市場規模は約6.6兆円…! スパイダーマンやバットマンより稼ぎ出す背景に「ミュージアム」の存在
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン