芸能

百恵さん「孫にキルトを」の思い 祖父が名付ける三浦家ルールも

この1か月後に長男が結婚(2020年5月)

この1か月後に長男が結婚(2020年5月)

 いつからか、「孫がほしい」とおおっぴらに言えなくなった。子供は未婚だったり、たとえ結婚したとしても戻ってきたり、はたまた子供をつくらなかったり。子供が結婚しても、孫を抱くことが当たり前ではないいま、友人からの「孫が生まれた」という報告に、つい敏感になってしまうこともある。だからこそ初孫をこの手に抱いた際の喜びはひとしおで──。

「最近、百恵さんのお友達やかつてのママ友らに次々と初孫が生まれ、百恵さんはそのつど心を込めた手作りのキルトをお祝いとして贈っているんです。もちろんお子さんたちには直接言いにくいでしょうけど、この間は“早く孫にキルトをプレゼントしたい”とおっしゃっていましたね。それが実現して本当によかった」(百恵さんの知人)

 1980年10月5日──いまなお伝説として語り継がれるファイナルコンサートから41年。人気絶頂のさなかに芸能界を引退し、家庭に入った百恵さん(62才)のもとに、最高の朗報がもたらされた。長男で歌手の三浦祐太朗(37才)がパパになることが明らかになったのだ。

 祐太朗の妻で声優の牧野由依(35才)が10月13日、自身のインスタグラムで《私事ではございますが、この度、新しい命を授かりました》と報告。出産は来年3月の予定で、いまは無事安定期に入り、体調も落ち着いているという。

 これを受けて百恵さんの夫・三浦友和(69才)も「母子共に無事に出産の日を迎えられるように願っています」とコメント。順調にいけば、百恵さんにとって待望の初孫の誕生となる。

 百恵さんは1984年4月に祐太朗、1985年11月に貴大(35才)を出産した。

「2人の子供に恵まれてからは、子供たちのためになり、かつ家のなかで楽しめる趣味を、とキルト作りを始めました。わが子のためだけでなく、友和さんのお姉さんに赤ちゃんが生まれたときには、手の込んだキルトのおくるみをプレゼント。そこには赤ちゃんの名前と誕生日も縫い込まれていて、お義姉さんは感激しきりだったそうです」(前出・知人)

 そもそもキルトとは、アメリカの開拓時代に母親たちがあり合わせの端切れを縫い合わせ、愛するわが子や家族のために衣類や敷物を作ったのが始まりだという。

「一針一針忍耐強く縫い上げるキルトには相当な時間と手間がかかります。かなりの根気が必要なので、裁縫が得意な人でも、やめてしまう人が多い。家事と育児の忙しい合間を縫って、キルト作りを続けてきた百恵さんは本当にすごい。その腕前はもう一流作家です」(手芸イベント関係者)

 百恵さんは2017年1月に東京ドームで開催された『東京国際キルトフェスティバル』にも3つの作品を出品し、そのうち2つは、子供部屋用のベッドカバーとラグマットだった。

「関係者からは“子供が好きなデザインと色遣いでかわいらしい。うちにもほしい”と話題でした」(前出・手芸イベント関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
列車の冷房送風口下は取り合い(写真提供/イメージマート)
《クーラーの温度設定で意見が真っ二つ》電車内で「寒暖差で体調崩すので弱冷房車」派がいる一方で、”送風口下の取り合い”を続ける汗かき男性は「なぜ”強冷房車”がないのか」と求める
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン