芸能

『日本沈没』ほか超多忙 香川照之が今一番力を入れている「社長業」

最近、香川照之が社長業に尽力している

最近、香川照之が社長業に尽力している

 俳優で歌舞伎役者の香川照之(55)が多忙を極めている。10月10日に放送がスタートした日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』(TBS系)では、「日本が沈没する」と警鐘を鳴らす地震学者・田所雄介博士役の“怪演”に注目が集まり、今年12月には出演していたドラマ『99.9―刑事専門弁護士』(TBS系)の映画化も控えている。CMでは大手自動車メーカーや火災保険、住宅メーカーなどから引っ張りだこで、10月から朝の情報番組『THE TIME,』(TBS系)で司会者としてもデビューした。

 そんな多忙な彼が中でもとくに注力していることが、実父の二代目市川猿翁とともに、猿翁の弟子たちが所属する「株式会社キノシ・オフィス」の社長としての仕事だ。7月31日~8月1日にかけて東京・池袋で行なわれた歌舞伎俳優・市川弘太郎(38)の自主公演の際に、香川が社長業に邁進する姿が目撃されている。梨園関係者が語る。
 
「弘太郎さんは、二代目市川猿翁の部屋子です。自主公演は初めてであることに加え、中村七之助(38)や、香川照之の息子である市川團子(17)ら人気役者が出演するため、チケットは争奪戦となり即日完売しました。

 当日は、市川中車さん(香川の歌舞伎役者名)も現場に来て『スタッフ』の札を下げながら裏方対応をしていました。その日は関西のテレビで弘太郎さんの密着番組を撮影していたのですが、記者会見の仕切りをしたり、スタッフさんへの対応もすべて中車さんがされていたそうで、『あれだけの有名人がこんな地味な仕事を……』と居合わせた観客も驚いていたそうです」

 香川が“裏方”としてもここまで熱心に活動するには訳がある。前出・梨園関係者が続ける。

「実は、中車さんがここまで仕事を詰め込むのは、コロナ禍で収入が厳しくなった先代(猿翁)のお弟子さんたちの収入を確保するためだとも聞いています」

関連キーワード

関連記事

トピックス

2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《不倫報道で沈黙続ける北島康介》元ボーカル妻が過ごす「いつも通りの日常」SNSで垣間見えた“現在の夫婦関係”
NEWSポストセブン
秋篠宮家の長男・悠仁さまの成年式が行われた(2025年9月6日、写真/宮内庁提供)
《凜々しきお姿》成年式に臨まれた悠仁さま 筑波大では「やどかり祭」でご友人とベビーカステラを販売、自転車で構内を移動する充実したキャンパスライフ
NEWSポストセブン
中途採用応募者が急に増えて担当者は困惑(写真提供/イメージマート)
《SNSの偽情報で実害》中途採用に「条件満たさない」応募者が激増した企業、勝手にFラン認定された大学は「少子化の中、学生に来てもらう努力を踏み躙られた」
NEWSポストセブン
趣里(左)の結婚発表に沈黙を貫く水谷豊(右=Getty Images)
趣里の結婚発表に沈黙を貫く水谷豊、父と娘の“絶妙な距離感” 周囲が気を揉む水谷監督映画での「初共演」への影響
週刊ポスト
日本復帰2戦目で初勝利を挙げたDeNAの藤浪晋太郎(時事通信フォト)
横浜DeNA・藤浪晋太郎を大事な局面で起用する三浦大輔監督のしたたかな戦略 相手ファンからブーイングを受ける“ヒール”がCSの行方を左右する
週刊ポスト
宮路拓馬・外務副大臣に“高額支出”の謎(時事通信フォト)
【スクープ】“石破首相の側近”宮路拓馬・外務副大臣が3年間で「地球24週分のガソリン代」を政治資金から支出 事務所は「政治活動にかかる経費」と主張
週刊ポスト
15人の大家族「うるしやま家」(公式HPより)
《ビッグダディと何が違う?》フジが深夜23時に“大家族モノ”を異例の6週連続放送 今、15人大家族「うるしやま家」が人気の背景 
NEWSポストセブン
自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
高校ゴルフ界の名門・沖学園(福岡県博多区)の男子寮で起きた寮長による寮生らへの暴力行為が明らかになった(左上・HPより)
《お前ら今日中に殺すからな》ゴルフの名門・沖学園「解雇寮長の暴力事案」被害生徒の保護者らが告発、写真に残された“蹴り、殴打、首絞め”の傷跡と「仕置き部屋」の存在
NEWSポストセブン
濱田よしえ被告の凶行が明らかに(右は本人が2008年ごろ開設したHPより、現在削除済み、画像は一部編集部で加工しております)
「未成年の愛人を正常に戻すため、神のシステムを破壊する」占い師・濱田淑恵被告(63)が信者3人とともに入水自殺を決行した経緯【共謀した女性信者の公判で判明】
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
《外道の行い》六代目山口組が「特殊詐欺や闇バイト関与禁止」の厳守事項を通知した裏事情 ルールよりシノギを優先する現実“若いヤクザは仁義より金、任侠道は通じない”
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン