国内

小室眞子さんで注目 女性皇族、皇籍離脱後の国籍・戸籍問題

元皇族である眞子さま。もし離婚したら…(時事通信フォト)

元皇族である眞子さん。小室さんとアメリカに渡った(時事通信フォト)

 小室圭さんと結婚し、11月14日にアメリカに渡った秋篠宮家長女の眞子さん。

 一般人となった眞子さんは今後、宮中祭祀など皇室の儀式に参加することはない。しかし、私的行事の冠婚葬祭や、皇族や元皇族らの親睦団体である菊栄親睦会には参加できるという。元皇族の眞子さんは会員で、夫の小室さんと義母の佳代さんは準会員だ。

「小室さんも参加できます。実際に、絢子さんの結婚式の際には、黒田清子さん夫妻がそろって参加していました。また、菊栄親睦会は原則として夫妻で参加となるので、参加しない方が不自然です」(宮内庁関係者)

 眞子さんは元皇族であり、将来の天皇の姉でもある。眞子さんがもし小室さんとの子供を出産すれば、その子は将来の天皇の甥か姪となる。アメリカは、親の国籍にかかわらず、国内で生まれた子供にアメリカ国籍を与える「生地主義」をとっているので、その子は二重国籍だ。

 日本は二重国籍を認めていないため、20才になるまでに、日本かアメリカ、どちらかの国籍を選ぶことになる。

 では、元女性皇族が離婚した場合はどうなるのか。

 皇籍に戻ることはできない。元女性皇族には旧姓が存在しないため、離婚後も元夫の姓を名乗るか、あるいは新たな姓をつくるかの二択となる。

 一般人と異なるのは、「実家に出戻りできない」という点だろう。

 一時的に立ち寄ることはできるが、税金を原資として管理されている宮邸に、一般人となった元女性皇族が住むことはできないのだ。

関連記事

トピックス

広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
現役を引退した宇野昌磨、今年1月に現役引退した本田真凜(時事通信フォト)
《電撃引退のフィギュア宇野昌磨》本田真凜との結婚より優先した「2年後の人生設計」設立した個人事務所が定めた意外な方針
NEWSポストセブン
歴史的快投を続けるカブスの今永昇太(写真/共同通信社)
【MLBで三振の山】カブス今永昇太、快進撃の秘密 内川聖一氏は「ストレートの回転数が多く、空振りを誘う」と分析
週刊ポスト
期待される2人の先行きが視界不良(左から大の里、二所ノ関親方)
【角界ホープ2力士に暗雲】尊富士は横綱・照ノ富士と宮城野親方の板挟み、大の里は師匠・二所ノ関親方の管理能力に不安要素
週刊ポスト
世紀の婚約発表会見は東京プリンスホテルで行われた
山口百恵さんが結婚時に意見を求めた“思い出の神社”が売りに出されていた、コロナ禍で参拝客激減 アン・ルイスの紹介でキャンディーズも解散前に相談
女性セブン
真美子夫人は「エリー・タハリ」のスーツを着用
大谷翔平、チャリティーイベントでのファッションが物議 オーバーサイズのスーツ着用で評価は散々、“ダサい”イメージ定着の危機
女性セブン
猛追するブチギレ男性店員を止める女性スタッフ
《逆カスハラ》「おい、表出ろ!」マクドナルド柏店のブチギレ男性店員はマネージャー「ヤバいのがいると言われていた」騒動の一部始終
NEWSポストセブン
殺人未遂の現行犯で逮捕された和久井学容疑者(51)。ストーカー規制法違反容疑の前科もあるという
《新宿タワマン刺殺事件》「助けて!」18階まで届いた女性の叫び声「カネ返せ、カネの問題だろ」無慈悲に刺し続けたストーカー男は愛車1500万円以上を売却していた
NEWSポストセブン
氷川きよしが独立
《真相スクープ》氷川きよしが事務所退所&活動再開 “独立金”3億円を払ってでも再出発したかった強い思い
女性セブン
殺害された宝島さん夫婦の長女内縁関係にある関根容疑者(時事通信フォト)
【むかつくっすよ】那須2遺体の首謀者・関根誠端容疑者 近隣ともトラブル「殴っておけば…」 長女内縁の夫が被害夫婦に近づいた理由
NEWSポストセブン
初となる「頂上鼎談」がついに実現!(右から江夏豊、田淵幸一、掛布雅之)
【江夏豊×田淵幸一×掛布雅之の初鼎談】ライバルたちが見た長嶋茂雄秘話「俺のミットを“カンニング”するんだよ」「バッターボックスから出てるんだよ」
週刊ポスト
曙と真剣交際していたが婚約破棄になった相原勇
《曙さん訃報後ブログ更新が途絶えて》元婚約者・相原勇、沈黙の背景に「わたしの人生を生きる」7年前の“電撃和解”
NEWSポストセブン