芸能

鬼束ちひろ「救急車蹴って逮捕」発端は「パチンコ店での友人のけいれん」だった

2014年、映画『呪怨 −終わりの始まり−』の公開初日舞台あいさつに登場した鬼束ちひろ。主題歌を担当(時事通信フォト)

2014年、映画『呪怨 −終わりの始まり−』の公開初日舞台あいさつに登場した鬼束ちひろ。主題歌を担当(時事通信フォト)

 歌手の鬼束ちひろ容疑者が11月28日、東京・渋谷区で救急車を蹴ったとして、器物損壊の疑いで警視庁に現行犯逮捕された。そもそもの発端はパチンコ店だったという。大手紙社会部記者が語る。

「渋谷区のパチンコ店で20代の友人が突然、けいれんを起こして倒れたそうなんです。心配した周囲の人や鬼束さんが救急車を呼んだそうで、ここまではむしろ鬼束さんの友達思いの行動なのですが、駆けつけた救急車を鬼束さんが突然、蹴り始めたようなんです。それで器物損壊で逮捕となりました。救急車の前で泣き叫ぶ女性がいたという目撃談もありました。救急隊員が車両の写真を撮っていたようなので、目に見える形で救急車が破損してしまったのかもしれません」

 救急車到着時、鬼束が何らかのトラブルに巻き込まれ、蹴ってしまうほど激昂したのかもしれない。

 このパチンコ店の常連客によれば、「この店は芸能人や女子アナウンサーも足繁く通う有名店で、今までトラブルがあったとは聞いていません」という。パチンコ店に状況を聞いたが、担当者は「倒れた人がいたことは事実ですが、逮捕の案件とうちは関係ないので、何もお話することはありません」と答えるのみだった。

 2000年に歌手デビューした鬼束は、その年にリリースした2枚目のシングル『月光』で一躍脚光を浴びた。力強い歌声と独特の世界観を持つ表現力で、多くのファンを魅了したが、一方で、プライベートでの話題も事欠かなかった。

「2003年に声帯結節になった頃から休業状態に。事務所を何度か移籍した後、活動を再開しましたが、2010年には同棲中だった男性から暴行を受け、顔面骨折などで全治1か月の重症を負い、世間を驚かせました。自伝的エッセイでは、過去にマネージャーの車のフロントガラスを素足で蹴破ったことを綴っていて、喜怒哀楽が激しいタイプと見られています」(芸能関係者)

 それでも昨年デビュー20周年を迎え、今年2月には23枚目のシングル『スロウダンス』もリリース。精力的に活動を続けていた矢先の出来事だった。

関連記事

トピックス

(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
熱を帯びる「愛子天皇待望論」、オンライン署名は24才のお誕生日を節目に急増 過去に「愛子天皇は否定していない」と発言している高市早苗首相はどう動くのか 
女性セブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
「台湾有事」よりも先に「尖閣有事」が起きる可能性も(習近平氏/時事通信フォト)
《台湾有事より切迫》日中緊迫のなかで見逃せない「尖閣諸島」情勢 中国が台湾への軍事侵攻を考えるのであれば、「まず尖閣、そして南西諸島を制圧」の事態も視野
週刊ポスト
裁判が進むにつれ山上徹也被告にも徐々に変化があらわれたという(写真/共同通信社)
《引き金を引くことを生きる目的に》山上徹也被告が法廷で初めて感じた“安倍元首相の命を奪った”という強烈なリアリティー 鈴木エイト氏が傍聴席で見た“犯人の実像”
週刊ポスト
ハワイ別荘の裁判が長期化している(Instagram/時事通信フォト)
《大谷翔平のハワイ高級リゾート裁判が長期化》次回審理は来年2月のキャンプ中…原告側の要求が認められれば「ファミリーや家族との関係を暴露される」可能性も
NEWSポストセブン
今年6月に行われたソウル中心部でのデモの様子(共同通信社)
《韓国・過激なプラカードで反中》「習近平アウト」「中国共産党を拒否せよ!」20〜30代の「愛国青年」が集結する“China Out!デモ”の実態
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《自宅でしっぽりオフシーズン》大谷翔平と真美子さんが愛する“ケータリング寿司” 世界的シェフに見出す理想の夫婦像
NEWSポストセブン
山上徹也被告が法廷で語った“複雑な心境”とは
「迷惑になるので…」山上徹也被告が事件の直前「自民党と維新の議員」に期日前投票していた理由…語られた安倍元首相への“複雑な感情”【銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(時事通信フォト)
《潤滑ジェルや避妊具が押収されて…》バリ島で現地警察に拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26) 撮影スタジオでは19歳の若者らも一緒だった
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(Instagramより)
「球場では見かけなかった…」山本由伸と“熱愛説”のモデル・Niki、バースデーの席にうつりこんだ“別のスポーツ”の存在【インスタでは圧巻の美脚を披露】
NEWSポストセブン
モンゴル訪問時の写真をご覧になる天皇皇后両陛下(写真/宮内庁提供 ) 
【祝・62才】皇后・雅子さま、幸せあふれる誕生日 ご家族と愛犬が揃った記念写真ほか、気品に満ちたお姿で振り返るバースデー 
女性セブン
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
NEWSポストセブン