昨年は電撃結婚後、紅白に出演
「昨年の紅白は、活動を休止する嵐、大ブームとなった『鬼滅の刃』の主題歌を歌ったLiSA、新垣結衣との電撃結婚が話題となった星野源、初の顔見せが期待されたGReeeeN、ネットがきっかけで大ヒットになった瑛人やYOASOBI、鮮烈なデビューを飾ったNiziUなど、見どころが非常に多いラインナップでした。
しかし2021年はその年を代表するようなヒット曲がなく、Official髭男dism、King Gnu、米津玄師など、若者に人気があるアーティストらの出演はなし。初出場組のAwesome City Club、まふまふ、平井大、millennium parade×Belleなどは、上の世代では初めて名前を聞く人が多そうで、見どころに乏しく、昨年より上積みは期待できません。
そもそも『笑ってはいけない』の主な視聴者層は、誰が出ようが紅白を見る気が無い人たち。『笑ってはいけない』が休止になっても紅白には流れません。そうなると考えられる有力な選択肢は、テレビを見ないでネットを見るか、Netflixやアマゾンプライムなどの有料放送を見るかの2択。“紅白も面白くないし、『笑ってはいけない』もやらないし……”という状況が、一層のテレビ離れを招く年末年始になるかもしれません」(キー局関係者)
テレビ業界にとって丑年は、視聴者を“ウシ”なう年になってしまうのか。