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ついに理事長まで逮捕された日大 それでも付属中学の受験人気が落ちない理由

日本大学経済学部の本館(東京都千代田区/時事通信フォト)

日本大学経済学部の本館(東京都千代田区/時事通信フォト)

 日本大学の経営とカネをめぐる不祥事が次々と発覚し、ついには所得税法違反容疑で理事長の田中英寿容疑者も逮捕される事態となった。日大ブランドのイメージはガタ落ちだが、不思議なことに中学受験では日大付属校の志望者が増加しているという。なぜ保護者はわが子を日大の付属校に入れようとするのか。中学受験に詳しい安田教育研究所の安田理氏がレポートする。

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 まずは2022年度入試に向けての志望状況を見てみよう。次に掲げるのは、主に中堅校の受験生が受けている首都圏模試(中学受験の4大模試の1つ)の直近11月の模試の志望動向である。共学校について男女別に志望者数ベスト10を挙げてみる。

【共学校男子】
1位/日本大学第一、2位/関東学院、3位/日本大学第二、4位/東京電機大学、5位/芝浦工業大学附属、6位/青稜、7位/日本大学、8位/桐光学園、9位/日本大学第三、10位/千葉日本大学第一

【共学校女子】
1位/日本大学第二、2位/目黒日本大学、3位/日本大学第一、4位/東洋大学京北、5位/成城学園、6位/日本大学、7位/獨協埼玉、8位/青稜、9位/広尾学園小石川、10位/関東学院

 なんと男子では10校中5校が、女子では10校中4校が日大の付属系である。女子では実にベスト3を日大の付属系が独占している。このほか男子校では日本大学豊山が1位である。

 日大の付属系の中学校は首都圏には9校あり、うち7校が共学校である。ここまでで校名が出ていない学校は、女子校の日本大学豊山女子と共学校の日本大学藤沢だけである。

 首都圏には300校もの私立中学がある中で、これは際立った現象と言える。

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