すみれ

すみれのお相手は2才年上の実業家

 石田サンと並行して、松原サンも波乱に満ちた人生を歩まれますし、それでもハワイの太陽の下、スクスク育ったすみれサン。帰国されて「石田純一の娘」として出演したり、父娘共演をされたりした際も、私は至近距離で見守らせていただきました。

 すみれサンの言葉でとても印象的だったのは、「パパと会うと緊張してしまう」でした。幼い頃に別れ、ずっと会っていなかったから、それほど思い出がない。われわれは、“トレンディードラマの帝王”から“ワイドショーの恋人”を経て、政治に一家言もつニュースキャスターもしていた石田サンをすべて知っているけれど、すみれサンはご存じなかった。

 そういえば都知事選への出馬騒動もありましたよね。そうしたなか、石田サンを支え、ファミリーをまとめていらしたのは現在の妻、東尾理子サン(46才)だったのです。

ファミリーが再生したのは理子さんのおかげ

 すみれサンからも、いしだ壱成サン(46才)からも「理子チャン」と慕われ、夫の前妻、前々妻の子供さんを何の迷いもなく受け入れてきた理子サン。いろいろあって一時、独りぼっちになっていた壱成サンは「理子チャンが『ウチにおいで』と言ってくれたことで、助けられた」と感謝されていました。

 さらに、松原千明サンとも“いい関係”を築き上げている理子サン。お嬢様育ちならではの、いい意味で突き抜けたところがあるかたです。

 オープンな姿勢で綴るブログでは、不妊治療や、その結果についても明かしていました。以前、『知りたがり!』(フジテレビ系)で度々共演させていただいていた頃、CM中に私が婦人科系の悩みを告白したら、番組終了後、私の楽屋に「よかったら試してみてください」と「よもぎ温座パット」を持ってきてくださったことも。気遣いと愛のかたなのです。

 私は以前、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)で石田純一サンと共演した際、「ファミリーが再生したのは、理子サンのおかげ。前の彼女さんと結婚していたら、こうはなっていないと私は思う」と伝えました。石田サンは「うん、うん」と何度もうなずいていらっしゃいました。

 果たして、すみれサンが結婚・妊娠を発表された日、『バイキング〜』が電話取材したのも義母・理子サン。「石田純一サンに似ている?」というスタッフからの問いには「(すみれサンは石田サンと)反対の人を選びたいと思っているのかもわからない」と言い、その理由を「皆さんのお察しのとおりです」と、おまとめになりました。

 すみれサンいわく、すでにご主人を“ちゃん付け”で呼んでいる、独特の距離感をもつ石田サンは、どう思っておられるのか。文化放送前で囲みを受ける前の石田サンを私、山田、スタジオのサブで直撃いたしました。

 開口一番、「やっぱり心配ですよね」と“花嫁の父”の顔になった石田サン。続けて、「だって、まだ子供ですもん」ともおっしゃるので、「でも、31才ですよね。松原千明サンがすみれサンを出産された32才前に、すみれサンは出産予定ですよね?」と申し上げたのですが、「だって、人生、いろいろあるじゃないですか」と。

 !!! 心の中で、“おまいう”というワードがリフレインするのを抑えつつ、「おめでとうございます」とお伝えしたら、「これからも、よろしくお願いしますね」と、バーバリーのショルダーを抱え、記者さんが待つ駐車場へと降りていかれました。もちろん、この日もノー靴下で。

 これぞ石田純一サンと石田ファミリーです。ほかにも大らかなお姉さまのことや“石田サンの右肩の男”こと、どんなときにもサポートしてきた所属事務所の社長さんらについても書かせていただきたかったですけれど、今回はこのへんにいたします。

 とにかく石田サンとファミリーの久しぶりな明るいニュース。え? また家長が何かやらかしてくれるかもしれない? 確かに、それが石田純一サンですものね。期待しながら、お待ちしております!

構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ〜テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。

※女性セブン2021年12月16日号

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