芸能

前山剛久、神田沙也加さんを追悼 過去に語っていた「理想のタイプ」

更新は15日が最後となっている(前山剛久の公式インスタグラムより)

更新は15日が最後となっている(前山剛久の公式インスタグラムより)

 歌手で女優の神田沙也加さん(享年35)が12月18日に急逝し、俳優の前山剛久(30)が所属事務所を通じて追悼コメントを発表した。ふたりは8月に上演されたミュージカル『王家の紋章』で初共演し、沙也加さんが亡くなる直前まで出演していたミュージカル『マイ・フェア・レディ』でも共演していた。

 前山は「この度、神田沙也加さんのご訃報に接し、心から哀悼の意を表します」とコメント。「私、前山剛久は神田沙也加さんと真剣なお付き合いをしており、将来を見据えたお話もさせていただいておりました」と沙也加さんと交際していたことを明かした。そのうえで「『王家の紋章』『マイ・フェア・レディ』にて同じ舞台に立たせていただき、女優としても、人としても、大変尊敬する存在でした。ただ今は、神田沙也加さんが天国でも、あの素敵な笑顔のままいてくれる事を願い、心よりご冥福をお祈りいたします」と故人を偲んだ。

 沙也加さんの恋人だった前山は、2.5次元からシェイクスピアまで幅広くこなす人気舞台俳優だ。

「前山さんは演技に対する真摯な姿勢と甘いルックスを兼ね備え、幅広い舞台で引っ張りだこの存在です。2.5次元では、『ヒプノシスマイク』、『刀剣乱舞』、『あんさんぶるスターズ!』とビッグタイトルの舞台版に軒並み出演しています。

 ファンの間ではお金持ちキャラで有名で、どこまで真実かわかりませんが、舞台上で共演者から『実家が超金持ちで、親に買ってもらったマンションに住んでいる。光熱費の存在を最近知った』とイジられたこともあります。『大阪のスーパーリッチボーイ』という呼び名でネタにされていました。明治学院大学出身という高学歴俳優でもあり、落ち着いた上品な佇まいが魅力です」(演劇ライター)

 かつて前山は、好きな女性のタイプについて、インタビューでこのように答えている。

〈話していて面白い人ですね。ギャグを言うとかじゃなくて、自分の意見があるというか、発言がその人らしい人。年下とか年上っていうのも特に気にしないし、服装もその人に似合ってたら何でもいい〉(「with online」2019年1月)

 自分の意見を持った女性というのは、たしかに沙也加さんと一致するようだ。ほかにも、

〈あちこちの取材で“面白い人”と答えているんですが、おしゃべり上手な人というよりは、知的好奇心の強い女性が好きかもしれません。たとえば僕が『この芝居、面白かったよ』と言ったら、『だったら、これも好きなんじゃない?』って、別の作品を勧めてくれるような。あとは、僕の好きなものを一緒に楽しんでくれたりとか〉(「めるも」2019年7月)

 とインタビューに答えており、一貫しているのは“面白い人”。知的好奇心が強い女性がタイプだった。
 
 前山もまた沙也加さんの急逝に強いショックを受けている。所属事務所ワタナベエンターテインメントは、「前山剛久は、現在突然の悲報に多大なるショックを受け、憔悴しきっている状況でございますので、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の今後の公演につきまして、出演はございません」と発表した。なお、前山のInstagramは12月15日の投稿を最後に更新がストップしており(Twitterは17日が最後)、22日にはコメント欄が閉鎖された。

【相談窓口】
「日本いのちの電話」
ナビダイヤル0570-783-556(午前10時~午後10時)
フリーダイヤル0120-783-556(毎日午後4時~午後9時、毎月10日午前8時~翌日午前8時)
「日本いのちの電話連盟」
https://www.inochinodenwa.org/

関連記事

トピックス

おぎやはぎ・矢作兼と石橋貴明(インスタグラムより)
《7キロくらい痩せた》石橋貴明の“病状”を明かした「おぎやはぎ」矢作兼の意図、後輩芸人が気を揉む恒例「誕生日会」開催
NEWSポストセブン
豊昇龍
豊昇龍が8連勝で単独首位なのに「懸賞金」は1敗の大の里のほうが400万円超も多い!? 指定本数の増加で「千秋楽までにさらに差が開く可能性がある」の指摘も
NEWSポストセブン
イベント出演辞退を連発している米倉涼子。
「一体何があったんだ…」米倉涼子、相次ぐイベント出演“ドタキャン”に業界関係者が困惑
NEWSポストセブン
エドワード王子夫妻を出迎えられた天皇皇后両陛下(2025年9月19日、写真/AFLO)
《エドワード王子夫妻をお出迎え》皇后雅子さまが「白」で天皇陛下とリンクコーデ 異素材を組み合わせて“メリハリ”を演出
NEWSポストセブン
“CS不要論”を一蹴した藤川球児監督だが…
【クライマックスシリーズは必要か?】阪神・藤川球児監督は「絶対にやったほうがいい」と自信満々でもレジェンドOBが危惧する不安要素「短期決戦はわからへんよ」
週刊ポスト
「LUNA SEA」のドラマー・真矢、妻の元モー娘。・石黒彩(Instagramより)
《大腸がんと脳腫瘍公表》「痩せた…」「顔認証でスマホを開くのも大変みたい」LUNA SEA真矢の実兄が明かした“病状”と元モー娘。妻・石黒彩からの“気丈な言葉”
NEWSポストセブン
世界陸上を観戦する佳子さまと悠仁さま(2025年9月、撮影/JMPA)
《おふたりでの公務は6年ぶり》佳子さまと悠仁さまが世界陸上をご観戦、走り高跳びや400m競走に大興奮 手拍子でエールを送られる場面も 
女性セブン
起死回生の一手となるか(市川猿之助。写真/共同通信社)
「骨董品コレクションも売りに出し…」収入が断たれ苦境が続く市川猿之助、起死回生の一手となりうる「新作歌舞伎」構想 自宅で脚本執筆中か
週刊ポスト
インタビュー時の町さんとアップデート前の町さん(右は本人提供)
《“整形告白”でXが炎上》「お金ないなら垢抜け無理!」ミス日本大学法学部2024グランプリ獲得の女子大生が明かした投稿の意図
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ハワイ別荘・泥沼訴訟を深堀り》大谷翔平が真美子さんと娘をめぐって“許せなかった一線”…原告の日本人女性は「(大谷サイドが)不法に妨害した」と主張
NEWSポストセブン
須藤被告(左)と野崎さん(右)
《紀州のドン・ファンの遺言書》元妻が「約6億5000万円ゲット」の可能性…「ゴム手袋をつけて初夜」法廷で主張されていた野崎さんとの“異様な関係性”
NEWSポストセブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「タダで行為できます」騒動の金髪美女インフルエンサー(26)の“過激バスツアー”に批判殺到 大学フェミニスト協会は「企画に参加し、支持する全員に反対」
NEWSポストセブン