国内

紀州のドン・ファン元妻、拘置所近くの販売店で「出演DVD」爆売れ

“紀州のドン・ファン”こと資産家の野崎幸助氏と元妻の須藤早貴被告

“紀州のドン・ファン”こと資産家の野崎幸助氏と元妻の須藤早貴被告

“紀州のドン・ファン”こと資産家の野崎幸助氏(享年77)の殺害容疑で、元妻の須藤早貴被告(25)が殺人と覚醒剤取締法違反容疑で逮捕・起訴されたのは2021年4~5月のこと。あれから8か月、野崎氏が遺した約13億円の遺産を全額和歌山県田辺市に寄付するという遺言書が別人によって書かれたものだという筆跡鑑定が出されるなど、遺産をめぐる争いも勃発しているが、事件自体は膠着状態が続いている。

「和歌山県警は須藤被告が離婚を切り出されたことで致死量の覚醒剤を飲ませて殺害したとみているが、被告は黙秘を続けているそうです。検察側もまだ十分な証拠が集められていないのか、初公判の目処は立っていません。被告は現在和歌山市内にある拘置所に勾留されていますが、接見禁止となっています」(全国紙社会部記者)

 だが、そんな動かぬ事件をよそに、地元で“沸き立っている”場所がある。須藤被告がいる拘置所の近くにある地元DVD販売店だ。

「被告が数年前に出演したアダルトビデオが販売されているんです。野崎氏が離婚を切り出すきっかけになったとされる“問題作”ですが、地元記者たちが“取材”という名目でこぞって買っています」(地元紙記者)

 そのDVD販売店には、須藤被告出演の作品が棚の1か所にずらりと並び、〈Amazonのランキングで話題になっている下記商品を数量限定で再販!? 紀州のド●ファンの嫁〉というポップ広告まで掲げられている。

 同店の店員はこう話す。

「逮捕の後、AmazonのDVDランキングで彼女の作品が1位になったので、発注をかけ大量に仕入れたんです。報道が過熱していた時期には一日に10本以上売れたこともあります。有名女優もの以外の作品では異例の売り上げです。問い合わせも多く、今でも売れ行きはいいですよ。根強いファンが多いようです」

 今なお彼女の周りにはカネの話が尽きない。

※週刊ポスト2022年1月1・7日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン