娘が産まれて変わったという眞鍋かをり

娘が産まれて変わったという眞鍋かをりさん

 和さんが「家庭を築きたい」と自然と思われたのは、もちろん育った環境の影響もあると思いますが、ご本人に強い母性があったのではないかと感じました。私は和さんと同じくらいの年齢のとき、なによりも自分が楽しく過ごすことを考えていたから、子供を産むなんて想像もしていなかった。「とにかく長生きしたい」と思っていました。まったく自分のことだけですね。他人のことをそこまで気にしていなかったので、彼女の《死ぬことはそんなに怖くないけれど、私が死ぬことで誰かを悲しませるのが嫌だ》という言葉はとても印象に残りました。20代前半の私は、そんなこと絶対に言えなかった。

 ただ、娘が産まれて変わりました。いまもできれば長生きをしたいとは思いますが、自分の命が失われることへの恐怖は薄れて、代わりに娘の人生の方が圧倒的に大切になった。とにかく娘には健やかに育ってほしい。私は娘のために生きたい。「自分が命を落としても、娘の命を助けてほしい」という和さんの気持ちは、親として自然なことだったのだろうと思います。

(17日午後4時配信の後編に続く)

◆眞鍋かをり(まなべ・かをり)
1980年5月31日生まれ。愛媛県西条市出身。大学在学中から芸能活動を始め、ブログ執筆が話題となり「元祖・ブログの女王」と呼ばれる。現在はタレント活動と子育ての充実した毎日を送る。

撮影/小倉雄一郎

外出も

娘と桜並木を散歩(2021年4月)

和さん

お誕生日プレゼントのピアノを弾く娘

ステージIVで出産するに至るまで

結婚当時の遠藤和さんと将一さん(2019年12月)

「娘は喃語を話すようになったくらいです。早く会話がしたいな」(和さん)(写真/本人提供)

間もなく1才の頃。喃語を話すようになったという

手術前、最後に娘と抱き合う和さん(写真/本人提供)

手術前、娘と抱き合う和さん

家族で同じ色の服

家族で同じ色の服

「離乳食は好き嫌いなく食べてくれます」(和さん)(写真/本人提供)

離乳食を与える和さん

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