国内

「週刊ポスト」本日発売! 厚労省はなぜバカなのか?ほか

 2月7日発売の「週刊ポスト」は、2つの袋とじが付いたグラビア大増ページの向春プレミアム合併号。新連載が目白押しで、好評のジャンボ宝くじプレゼント企画も。特集では、歯止めの利かないコロナ危機を招いた政治と行政の責任を明らかにし、墜ちた二つの巨星、石原慎太郎氏と水島新司氏の名言を振り返る。そして日本経済復活のカギを握る100人の経営者がついに決定!

今週の見どころ読みどころ

◆コロナ対策で迷走する厚労省は、どうしてこんなにバカなのか?
思えば昨年秋、日本ではコロナがほとんど姿を消し、いよいよアフター・コロナ時代に入ることを期待させた。恵まれたタイミングで誕生した岸田政権は、その猶予期間になにもせず、オミクロン株が襲ってきたら右往左往。それもこれも、前政権では官邸主導だったコロナ対策が厚労省の手に戻ったことに起因していた。検査キットなし、ワクチンなし、病床なし、そして大規模接種会場を撤収していたのも、すべてこの三流官庁の仕業だった!

◆<追悼>石原慎太郎「憂国の言霊」
作家として、政治家として一時代を築いた石原慎太郎氏が逝った。本誌は半世紀以上にわたって氏のインタビューや対談を続けてきたが、そのなかから政治、教育、文学、そして老いにいたるまで語り尽くした珠玉の金言、名言、そして時に暴言だと物議を醸した言葉たちを紹介する。現代の日本のアイデンティティは「我欲」しかないと喝破し、国民が目を覚ますためには「僕の家にテポドンが落ちてもいいよ」と語った。

◆石原良純らが語る「石原軍団」鉄の結束
慎太郎氏の死に先立って静かに幕を下ろした「石原軍団」を振り返る。日活から飛び出して石原プロを設立した故・石原裕次郎氏と盟友・渡哲也氏が歩んだ軌跡が数々の証言で明らかにされる。父を亡くしたばかりの石原良純氏は、厳しくも楽しかった軍団の「鉄の結束」を追憶し、「仕事も遊びも一生懸命。遊ぶ時は腹をくくって本気で遊ばないと面白くない」と懐かしんだ。

◆水島新司マンガ「珠玉の名言&名シーン」
『ドカベン』『あぶさん』など故・水島新司氏の代表作品の名言と名シーンを集めた。コアなファンでも改めて驚く山田太郎の“ブチギレ”発言や、読者も涙したあぶさんの引退セレモニーなどがよみがえる。

◆田原総一朗x藤井聡「中国は台湾・尖閣に仕掛けてくるか」
ジャーナリスト・田原総一朗氏と元内閣官房参与の藤井聡氏が緊急対談。北京五輪後にも動きがあるのではと懸念されている中国の台湾侵攻の可能性を論じた。藤井氏は、「その時」には日本の尖閣諸島も標的にされると警告し、田原氏は岸田政権が「大きなカードを用意している」と暴露した。

◆韓国が「日本の桜を伐採する」と騒ぐワケ
大統領選挙を間近に控えた韓国では、特にリベラル派の与党サイドが人気取りを狙って日本叩きをエスカレートさせている。ついには日本統治時代に植えられた全国のソメイヨシノを伐採して韓国産の桜に植え替えようという運動まで始まった。かつては「ソメイヨシノは韓国発祥」と嘘を広めていた国だが、遺伝子検査でその虚言がバレた腹いせに、今度は罪のない桜を葬り去ろうという。

◆「個人の力量」でセンバツ落選した野球部監督「高野連に抗議はしないが……」
2年前には県大会を制し、昨秋は東海大会で準優勝した静岡・聖隷クリストファー高校がセンバツ出場を逃した。選考委員会は代わりに出場する大垣日大(東海大会ベスト4)のほうが「個人の力量に勝る」からだと説明したが、これでは勝利のために一丸となって戦ったチームも選手も報われない。上村監督を直撃すると、悲痛な心中を語り始めた――。

◆ドラマとは大違い!「新聞記者」は死んだ
日本の新聞の劣化が止まらない。部数減、広告減でアップアップの各紙は、社会の木鐸としての役割をかなぐり捨てて、とにかくネットで「バズる」ために奔走しているようだ。取材する前から予定稿を作って「速報」を競い、ネタは足ではなくSNSで探す。「タレント記者」「ガンダム報道部」「ほっこり強化」など、貧すれば鈍す内情を暴露する。

◆セックス産業で稼ぐ現役女子東大生「裸で稼ぐのは受験と似ている」
本誌取材に答えた東大2年生の女性は、入学直後に「エロ動画配信」で小遣い稼ぎを始め、今では学業の傍らデリヘル嬢もこなす。なぜ最高峰の学歴を手にしたのに裸で稼ぐのか。赤裸々な性遍歴と、いまどき東大女子たちの下半身事情を告白した。今後の夢は「ソープ嬢と官僚になること」と語る人生観は特殊なのか、いまや普通なのか。

◆高梨沙羅、カー娘ほか日の丸オリンピアンを支える「用具職人」たち
冬季五輪の競技は、いずれも「用具」の戦いでもある。しかし、夏季五輪と違って、たいていは競技人口が少ないため、メーカーはその戦いに勝っても商売にはつながりにくい。それでも世界一の技術で選手たちを支え続ける職人たちに焦点を当てた。なんとスキーのワックス・メーカーは、「選手が勝っても宣伝できない」のだという。なぜなのか?

◆ついに決定「最強の経営者」100人ランキング
有識者32名が「現役」「5年後」「歴代」の名経営者100人を選んだ。現役部門では1位・孫正義、3位・柳井正、4位・豊田章男に挟まれて、2位にはあの剛腕トップが選ばれた。歴代部門には経済史に金字塔を残した偉人たちが並んだが、そこには「紙のグーグル」を作り上げた天才や、朝ドラになった「あの人」も。

◆中学受験「二月の勝者」になるための父親たちの長い戦い
コロナ禍は中学受験をヒートアップさせているという。リモート授業などに対応できる体制が重視されていることや、在宅勤務の親たちがサポートしやすくなったことが影響しているという。これまであまりプレーヤーとなってこなかった父親の役割もかつてなく高まっている。有名校の入試が集中する「運命の2月1日」を迎えた父親たちの奮闘ぶりをリポートする。

◆<カラーグラビア>時代小説で味わう江戸料理
食い道楽でもなかなか食べ歩きには出かけにくいご時世だから、せめてグラビアでグルメ探訪を。時代小説に登場する伝統料理を現代でも味わえる名店の一皿を集めた。池波正太郎が書いた「白魚の卵とじ」や「浅蜊のぶっかけ」、髙田郁の「牡蠣の宝船」など、コロナが去ったらぜひ食べに行きたいメニューがズラリ。

◆高血圧を自分でケアできる「ゴキブリ体操」解禁!
好評をいただいているグラビア健康特集は高血圧にフォーカス。簡単エクササイズでは、イスを使ったスクワットやかかと上げとともに、「ゴキブリ体操」が紹介される。名前のインパクトもさることながら、コミカルな動きにもご注目を。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連記事

トピックス

ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン