ヒカルが暴露していた「撤退理由」
ヒカルがビジネスから撤退した理由には、宮迫サイドの関係者に対する不信感も大きかったようだ。一連の流れを取材してきたスポーツ紙記者が語る。
「宮迫さんのYouTubeにも登場している株式会社ノーブルプロモーションの代表取締役・若林和人さんは、たこ焼き屋『みやたこです』の経営にも携わるなど、これまでも宮迫さんとビジネスを展開してきました。飲食業界での実績があるぶん、『牛宮城』にも深く関わり、実質的に現場を動かしてきた存在と言えます。ただ、試食会で落胆したヒカルさんは、『仕事のできない若林さんは切るべきだ』という考えを持ちましたが、宮迫さんは『それは無理だ』というスタンスで、ヒカルさんが撤退する結果に繋がっていたのです」
ヒカルの出資金については「オープンから2年かけて返すような提案を受けている」とのことだったが、また店に関わることになり、ヒカルは「そのままでもいい。好きな形で」と鷹揚に語った。問題の若林氏とも和解を果たしたらしく、「僕の動画の出し方が悪かった。ズバッと言うキャラなので、ズバッと言ったら、想像以上にこっち(若林氏)にヘイトがいってしまった」と本人に謝罪していた。
全ての問題が丸く収まり、開店直前になっての“コラボ復活”。背景にはいったい何が──。
「開店直前になってのコラボ再開は話題性がありますからね。『牛宮城』のメニューは『特選ハラミ3500円』や『ごはん780円』など少々高めの価格帯で設定されているようですが、リベンジ試食会でヒカルさんが味に太鼓判を押すことで、ファンも安心して店に行くことができます。
宮迫さんとヒカルさんは、『オトン』と『息子』と呼び合う親しい関係でしたが、この頃は互いの動画に出る機会も激減して、『絶縁した』との噂が流れるほどでした。ふたりのコラボを待ち望んでいたファンにとって、リベンジ試食会はうれしい企画だったことでしょう。コラボ復活は牛宮城オープンの最高の起爆剤になったと言えます」(前出・スポーツ紙記者)
話題性はバツグン! シナリオ通りといったところだろうか。長い“ゴタゴタ”の末にようやくオープンするだけに、「牛宮城」には繁盛してほしいものだ。