ウクライナ国境からおよそ13キロにある南部ポーランドのプシェミシル駅に到着した避難民。愛犬とともに(AA/時事通信フォト)

ウクライナ国境からおよそ13キロにある南部ポーランドのプシェミシル駅に到着した避難民。家族であるペットとともに(AA/時事通信フォト)

 ペキニーズも含め、犬や猫と飼い主の脱出についての情報もシェアされていた。要旨のみ抜粋。

「ウクライナ情勢に関連して、今日ポーランド中央獣類検査局に提訴しました。戦争地帯から移動するウクライナの市民が家族、犬、猫を連れてポーランドの領土への入国できるように求めました。すぐ回答していただき、軍事紛争の際に避難した動物は検査なく入国できるとのことです。理解と迅速な対応をありがとうございました!」

 これはポーランドのウッチに住む動物ジャーナリストの情報で、ウクライナからの避難民が動物を連れて行くときに狂犬病などの検査を特別に免除することをポーランド検査局が認めたという内容である。こちらも真偽のほどは確かめられていないが、有名YouTuberがペットとともにポーランドへ避難できたことが確認されていることを考えると手続きが簡略化されているのは間違いなさそうだ。ウクライナとポーランドの関係は密接なので大量の避難民が押し寄せる。ポーランドはそれに備えていち早く対応している。ペットは家族、飼い主からすれば捨てて逃げられるわけもない。また以下のような都市攻撃に対する心構えを書いている人の情報もシェアされていた。

「どんなに深くても救われる手立てはあります。走って、深みを探して落ちてください。2~5秒の判断です。どんな穴でもあなたを救う! 大事! 砲撃の後の破片には触るな!」

 これは砲撃に遭った際どうすべきかを指している。とにかく穴があったら飛び込め、直撃を受けるよりはマシ、ということだ。もっとも「正直、チャンスは低い…… でも! あなたの命を救う可能性のある2つのこと、そして横になること!!! 神様、皆さんをお救いください!」ともあり、当たり前だが都市に集中砲火を浴びてはどうにもならない事態になることも書かれている。

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