京都・哲学の道の桜(写真/AFLO)
●谷崎潤一郎が愛した京都・哲学の道の桜(見頃は3月下旬〜4月上旬)
京都にある法然院の裏の家に下宿していた谷崎潤一郎は、その地の桜に魅せられ夫婦の墓所にも選んだという。疏水分線に沿った約2kmの小道は「哲学の道」と呼ばれ、春には桜のトンネルとなる。谷崎ゆかりのカフェも。
住所:京都府京都市左京区若王子橋から浄土寺橋
●与謝野晶子が愛した京都・円山公園の桜(見頃は3月下旬〜4月上旬)
京都・円山公園の桜(写真/AFLO)
与謝野晶子の作品集『みだれ髪』のなかで歌われているのが、この“祇園しだれ”と呼ばれる桜。夜はライトアップも行われ、昼間よりいっそう艶やかで印象的な姿を楽しめる。
住所:京都府京都市東山区円山町