芸能

スザンヌ、再入学した通信制高校を卒業 緊張の卒業式は「恩返しの場」

17年ぶりの制服姿も違和感なし。誰よりも喜んでくれたという母と喜びのツーショット

17年ぶりの制服姿も違和感なし。誰よりも喜んでくれたという母と喜びのツーショット

 小学生の息子を持つ親でもあるタレントのスザンヌ(35才)が、昨年4月から通っていた通信制の高校を卒業した。

「実は、芸能活動をするために高校を2年で中退していて、そのことがずっと引っかかっていたんです。そんなあるとき、たまたまゲスト出演させていただいた番組で、私の母校の制服が紹介されて、『私、ここのOGなんです。卒業はしてないんですけどね』なんて、話をしていたら、それを見た母校の先生が『卒業してみる気はありませんか?』と連絡をくれたんです。それで思い切って再入学を決意しました」(スザンヌ・以下同)

 最初は家事や育児、仕事との両立に不安があったが、得意な早起きでそれを克服した。

「4時半か5時に起きて勉強をして、息子を学校へ送り出してから、さらに2時間くらい勉強。その後、家事や仕事をこなすという毎日でした。

 久しぶりというか、“はじめまして”みたいな勉強が多いし(笑い)、レポートも書かなければいけないので本当に大変でした。でも、優しい先生たちのおかげで卒業までこぎつけました」

 息子も「ママが頑張るから、ぼくも頑張る!」と言って応援してくれたという。

「息子は卒業式にも来てくれて。私は通信制の成績優秀者に選んでいただけたので、代表として最前列に、全日制の皆さんと一緒に座ることになったのですが、すごく厳粛な雰囲気で、めちゃ緊張しましたね(笑い)。

 自分が卒業できたことはもちろんうれしいですが、このコロナ禍で大変だった卒業生の皆さんを見て『立派だな、おめでとう』って親心みたいな感じもありました。

 私にとって高校の卒業式は、出たくても出られなかったもの。それが実現できて、頑張った自分をほめてあげたいというより、母や家族、友達への恩返しの場でもありました。本当に感謝の気持ちを伝えるための卒業式になりました」

取材・文/北武司

※女性セブン2022年3月31日号

当日にぶっつけ本番で行った卒業証書授与の瞬間。「仕事よりも緊張しました」

当日にぶっつけ本番で行った卒業証書授与の瞬間。「仕事よりも緊張しました」

34才での入学から卒業を果たした

34才での入学から卒業を果たした

関連キーワード

関連記事

トピックス

初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン
岐路に立たされている田久保眞紀・伊東市長(共同通信)
“田久保派”の元静岡県知事選候補者が証言する “あわや学歴詐称エピソード”「私も〈大卒〉と勝手に書かれた。それくらいアバウト」《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「少女を島に引き入れ売春斡旋した」悪名高い“ロリータ・エクスプレス”にトランプ大統領は乗ったのか《エプスタイン事件の被害者らが「独自の顧客リスト」作成を宣言》
NEWSポストセブン
東京地裁
“史上最悪の少年犯罪”「女子高生コンクリート詰め事件」逮捕されたカズキ(仮名)が語った信じがたい凌辱行為の全容「女性は恐怖のあまり、殴られるままだった」
NEWSポストセブン
「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路とは…(写真/イメージマート)
【1500万円が戻ってこない…】「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路「経歴自慢をする人々に囲まれ、次第に疲弊して…」
NEWSポストセブン
橋幸夫さんが亡くなった(時事通信フォト)
《「御三家」橋幸夫さん逝去》最後まで愛した荒川区東尾久…体調不良に悩まされながらも参加続けていた“故郷のお祭り”
NEWSポストセブン
麻原が「空中浮揚」したとする写真(公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」より)
《ホーリーネームは「ヤソーダラー」》オウム真理教・麻原彰晃の妻、「アレフから送金された資金を管理」と公安が認定 アレフの拠点には「麻原の写真」や教材が多数保管
NEWSポストセブン
”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン
二刀流復帰は家族のサポートなしにはあり得なかった(getty image/共同通信)
《プールサイドで日向ぼっこ…真美子さんとの幸せ時間》大谷翔平を支える“お店クオリティの料理” 二刀流復帰後に変化した家事の比重…屋外テラスで過ごすLAの夏
NEWSポストセブン
左から広陵高校の34歳新監督・松本氏と新部長・瀧口氏
《広陵高校・暴力問題》謹慎処分のコーチに加え「残りのコーチ2人も退任」していた 中井監督、部長も退任で野球経験のある指導者は「34歳新監督のみ」 160人の部員を指導できるのか
NEWSポストセブン
鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《デートではお揃い服》お泊まり報道の永瀬廉と浜辺美波、「24時間テレビ」放送中に配慮が見られた“チャリT”のカラー問題
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン