国際情報

プーチン「影武者準備説」に専門家「必要なら数時間で作れる」と指摘

プーチン大統領(SPUTNIK/時事通信フォト)

プーチン大統領に影武者情報(SPUTNIK/時事通信フォト)

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、終わりが見えない。首都キエフ周辺をはじめ戦火は各地に広がり、複数回にわたる停戦交渉も難航している。長引く戦闘にロシア軍、ウクライナ軍の兵士のみならず民間人の死者数も増え続けている。当初は短期間でウクライナを制圧できると踏んでいたプーチン大統領の目論見は大きく外れ、経済制裁によってロシア国内で物価が急騰。反戦デモも全土に広がりつつある。そうした状況下で、プーチン氏は自らの身の危険を感じ、警戒を強めていることはないのだろうか。

 歴史を振り返っても、独裁者や強権的な指導者は、部下や国民を締め上げる一方で、それに反旗を翻す者たちに狙われることを恐れて自らの替え玉となる「影武者」を用意していたとされる情報が数多くある。北朝鮮の金正日総書記やリビアのカダフィ大佐などは、何度も影武者情報が報じられ、イラクの独裁者だったサダム・フセイン大統領の長男・ウダイの影武者だったと名乗る男性のエピソードが映画化されたこともある。

 プーチン氏を巡っても、インターネット上などで影武者の存在が何度となく取り沙汰されてきた。さらには、2020年にロシア国営タス通信が実施したプーチン氏へのインタビューの中で、本人にその情報を確かめたこともある。そこでは次のようなやりとりがあった。

 インタビュアーが「プーチンという名前でどんな検索がされているか調べたところ、“プーチン そっくりさん 証拠”というワードが上位に出てきた」と指摘し、「あなたは本物?」と本人に尋ねたのである。

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト