芸能

天海祐希が守る吉永小百合の教え「撮影現場では絶対に椅子に座らない」

天海祐希

天海祐希が感銘を受けた吉永小百合の”姿勢”とは?

 明治安田生命が行っている「理想の上司に関するアンケート」で、毎年のように上位にランクインしている女優・天海祐希(54才)。トップ女優でありながら、関係者の間では「天海さんは ムチャぶりにも応えてくれる」と評判だ。

「小学生の頃に『女王の教室』(日本テレビ系)を見ていたというある音楽関係者が、天海さんに会ったときに“(天海が演じた)阿久津真矢先生のキメ台詞を生で聞きたい”とリクエスト。周囲が“なんて失礼なことを……”と絶句するなか、彼女は嫌な顔ひとつせず、ドラマと同じポーズで“いい加減、目覚めなさい!”とセルフモノマネをしてくれた。その後に“ドラマ見てくれてありがとう”とお礼まで言ってくれたそうです」(ドラマスタッフ)

 求められれば断らないのが天海だ。吉永小百合(77才)には「ひょっこりはん」や「にゃんこスター」のモノマネを披露したこともあるという。

「天海さんは撮影現場や収録の合間にも絶対に椅子に座りません。常に歩き回って、共演者やスタッフとコミュニケーションを取っている。現場では“座長”“リーダー”と呼ばれていますが、周囲への気遣いは本当にすごい」(ドラマ制作関係者)

 天海が座らないのは、尊敬する吉永小百合の教えがあったからだという。

「吉永さんは映画界では“座らない女優”として知られています。ドラマで共演したとき、天海さんは“普通の人であり続ける”という吉永さんの姿勢に非常に感銘を受け、吉永さんを見習って座らなくなった。吉永さんがコンビニのイートインでおにぎりを食べた話などを聞いて、自分もそうしているそうです」(前出・ドラマ制作関係者)

 なぜ天海は人の心をつかむのか。宝塚についての著書を多く持つ宝塚歌劇史研究家で作家の草葉達也さんは、理由の1つに「庶民性」をあげる。

関連キーワード

関連記事

トピックス

6月6日から公開されている映画『国宝』(インスタグラムより)
【吉沢亮の演技が絶賛】歌舞伎映画『国宝』はなぜ東宝の配給なのか 松竹は「回答する立場にはございません」としつつ、「盛況となりますよう期待しております」と異例の回答
NEWSポストセブン
さいたま市大宮区のマンション内で人骨が見つかった
《さいたま市頭蓋骨殺人》「マンションに警官や鑑識が出入りして…」頭蓋骨7年間保管の齋藤純容疑者の自宅で起きた“ある異変”「遺体を捨てたゴミ捨て場はすごく目立つ場所」
NEWSポストセブン
大谷翔平の投手復帰が待ち望まれている状況だが…
大谷翔平「二刀流復活でもドジャースV逸」の悲劇を防ぐカギは“7月末トレード” 最悪のシナリオは「中途半端な形で二刀流本格復活」
週刊ポスト
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
「生肉からの混入はあり得ないとの回答を得た」“ウジ虫混入ラーメン”騒動、来来亭が調査結果を公表…虫の特定には至らず
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン