M-1グランプリ2009を優勝したパンクブーブーの佐藤哲夫もNSC講師を務める
M-1王者からレジェンドまで講師はお笑いの成功者たち
【現役で活躍する著名芸人が直接指導】
売れっ子芸人が多忙なスケジュールを調整しつつ講師役を務める。運営する吉本興業の歴史や人脈の賜物だ。
一例)
・木村祐一:芸人活動のほか映画監督、放送作家として活躍
・佐藤哲夫(パンクブーブー):M-1グランプリ2009優勝
・竹若元博(バッファロー吾郎):近年は即興トーク&コントで活躍
【放送作家やディレクターも講師に】
お笑い界を俯瞰しつつ裏方から支えてきた面々が、指導やアドバイスを行なう。笑いの源泉に触れる絶好のチャンス。
一例)
・本多正識:構成作家、『M-1グランプリ』など複数のコンクールで審査員
・大池晶:関西演芸作家協会・副会長、NHK『バラエティー生活笑百科』台本担当
現役生徒〈NSC東京校27期生〉はNSCをこう見ている
カーステレオミュージック
・カーステレオミュージック:フリーで芸人活動をしていたが、自分たちで改善点を見つけられず、指導を求めてNSC入学。「同期生というライバルが大勢いるので、モチベーションが保てる」
ガシヒ
・ガシヒ:30歳を目前に芸人への転身を決心した、元・CMクリエイター。ネタ作りは未経験だったが、入学後「ネタを作って、人に見せて、の循環で芸人としての基礎ができた」
ナンシャ
・ナンシャ:「有名人になって故郷に錦を飾りたい」ユーチューバーと「NSC入学は親にナイショ」の元・証券会社社員によるコンビ。NSCの利点は「吉本が持つ舞台にすぐ出られるところ」
取材・文/山本真紀 撮影/古川章
※週刊ポスト2022年4月1日号