芸能

世代を超えて歌い継がれる尾崎豊、没後30年 写真展に貴重な展示の数々

尾崎

1991年、名古屋国際会議場センチュリーホールのライブでの一枚(撮影/Teruhisa Tajima)

『15の夜』や『I LOVE YOU』『卒業』など、世代を超えて歌い継がれる名曲を多数生み出してきたシンガーソングライター尾崎豊。そんな尾崎が歩んできた26年間の道のりを写真や映像で振り返る展覧会が3月、東京・銀座にて開催される。

 1992年4月25日、26才という若さでこの世を去った尾崎。高校在学中にCDデビューし、10代の気持ちを代弁する繊細な歌詞で若者を中心に熱狂的な支持を集めた尾崎の訃報は、世間に衝撃を与えた。

 没後30年経ったいまでも、尾崎が作った楽曲の数々は昭和・平成・令和と3つの世代を超えて歌い継がれている。人々の心を掴んで離さない名曲たちは、どのようにして作られたのだろうか。尾崎豊とは、どういう人間だったのだろうか。

 そんな尾崎の歩んできた道、尾崎と人々が歩んできた道、そして人々がこれから尾崎と歩んでいく道を見つめ直し、語り合うための展覧会が3月23日より東京・銀座の松屋銀座にて開催される。会場には尾崎本人の写真のほか、生前愛用していた楽器や創作ノート、学習机など作業環境の写真や、プライベート写真、楽譜、セットリストなど貴重な資料が多数展示される。さらに、ライブ映像やパーソナルスタジオの再現セットも展示予定だ。日本が生んだ唯一無二のシンガーソングライターの生きた証を、ぜひその目に焼き付けてほしい。

【OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展】
会期:2022年3月23日(水)〜4月4日(月)
会場:松屋銀座8階イベントスクエア
入場料:一般=1500円、高校生=1000円、中学生=800円、小学生=500円 ※未就学児無料

※女性セブン2022年3月31日号

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