市川海老蔵のデート現場。このあと、ダイニングバーに移動して深夜までデートは続いた(写真はそば割烹店から出てきた海老蔵とA子さん)
5時間に及ぶデートが終わっても、海老蔵の夜はまだ続く。帰宅した海老蔵は、動画に特化したSNS『TikTok』でのライブ配信をスタートしたのだ。ライブ配信は視聴者とのリアルなやりとりが人気で、このところ海老蔵は毎晩のように、長いときには4時間近くもライブ配信に勤しんでいる。時には有名な「配信者=TikToker」と交信して、会話やゲームをする様子をコラボ配信することもある。
その夜、海老蔵が最初のコラボ配信相手に選んだのはA子さん。それは、ついさっきまでデートをしていた相手だった。A子さんは、TikTokをはじめ、インスタグラムやYouTubeを活躍の場にしている、130万人以上のフォロワーを抱える「インフルエンサー」だ。しかし、交信している間、ふたりはついさっきまで一緒にいたことを、おくびにも出さなかった。
複数のコラボ相手との会話やゲームを楽しんだ海老蔵。深夜2時頃、その夜のライブ配信が終わりにさしかかると、海老蔵は「最後にA子ちゃんと話したいな?」と言い、再びA子さんとの交信をスタート。ゲームに興じ、満足そうな表情で配信を終了した。
海老蔵は翌日も、翌々日も数時間ライブ配信をした。若い女性のティックトッカーとやりとりしては、奇妙な踊りを披露し、お祭り騒ぎ。本来なら大阪公演が行われていた日だ。チケットを握りしめて楽しみにしていたファンは、海老蔵のそんな姿に何を思うのだろうか。
東京でも福岡でも
海老蔵はいま、役者として大事な時期を迎えている。昨年7月には東京五輪の開会式で歌舞伎の演目「暫」を披露し、日本の伝統文化の代表者として、世界にアピールした。その後、自身のYouTubeチャンネルで動画を公開。
「海外のかたがたはすごく称賛してくれているのよ。伝統文化とジャズの調和、文化と新しいものの共有ということで評価の高い記事が出ている」
そう手応えを感じている様子だった。新型コロナの影響で延期されているが、歌舞伎界の頂点に立つ大名跡・團十郎の襲名も間近に控えている。