一方、活動は独自の路線を歩む。歌舞伎座(東京・中央区)の舞台に上がる機会は少なく、代わりにお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(41才)がプロデュースした絵本をもとにした「プペル歌舞伎」など、“変化球”に力を入れ、歌舞伎関係者の中には眉をひそめる向きもある。
「その上、以前から熱心だったSNSには拍車がかかり、ブログは1日に何十回も更新。自身のYouTubeチャンネルで子供たちとの様子を配信し、最近はTikTok。ずっとスマホをいじり、SNSばかりやっている状態だそうです」(歌舞伎関係者)
最近の海老蔵は周囲に「コロナもあるし、忙しくて人と会う時間がない」と漏らしているという。ところが、実態は異なるようだ。3月上旬のある日、海老蔵は都内の高級ステーキ店で仕事関係者とランチをとっていた。店を出た海老蔵の手には、ステーキ店のロゴが入った紙袋。歩いて近くにあるホテルの一室へ向かう。
その直後、黒の革ジャンに黒のパンツというカジュアルな出で立ちのB美さんがその部屋へと入った。20代後半のB美さんは、ロングヘアを巻いてはいるが、前述したA子さんとは別の女性だ。
それから1時間半後、ホテルから出てきたふたりは、海老蔵が運転する高級外車で走り去った。B美さんは、海老蔵から渡されたステーキ店の紙袋を大事そうに抱えていた。B美さんとはホテルなどでしばしば密会する仲だ。
また別の日である。3月11日から3日間、海老蔵は福岡で地方公演を行った。公演前日の10日に福岡入りすると、夕方には本番会場での稽古に励んでいた。その頃、海老蔵が宿泊するホテルに、20代前半のC子さんがチェックインした。
部屋は海老蔵と同フロアで、すぐ近く。やはりロングヘアの巻き髪ながら、少し幼さを残す顔立ちには、A子さんともB美さんとも異なる印象を覚える。フェミニンなグレーのロングコートの下に黒いロングベストを着て、胸元と右手にはシルバーアクセサリーが光る。
稽古を終えてホテルに戻った海老蔵は、自分の部屋でひと息つく暇もなく、C子さんが待つ部屋へと消えていった。
「海老蔵さんは、SNSのメッセージ機能を使って一般の女性やインスタグラマー、TikTokerなどに声をかけて、会う約束を取り付けているようです。平たく言うと『SNSナンパ』で、多重交際をしているんです」(芸能関係者)