芸能

朝ドラヒロイン黒島結菜「日焼け止め不要」「食事シーンも本気」の女優魂

実は「てびち」(豚足の煮付け)が苦手な黒島結菜

実は「てびち」(豚足の煮付け)が苦手な黒島結菜

 4月にスタートしたNHKの連続テレビ小説朝『ちむどんどん』で、ヒロイン暢子を演じる黒島結菜(25才)は昨年10月、沖縄・石垣島を訪れていた。島にはパイナップル農園を営む父方の祖父母が住んでいる。

「クランクインの直後、撮影が本格的に忙しくなる前に訪れていたようです。祖父母だけでなく、お父さんが島でIT企業を経営しているので、久しぶりに会いに行ったのかもしれませんね」(ドラマ関係者)

 ドラマでは第2週にして父・賢三(大森南朋・50才)がこの世を去ってしまう。賢三が最後の力を振り絞って口にしたのは、「お母ちゃんとみんなを頼む」「頑張って立派な先生になれよ」などの子供たちへのメッセージだった。父の死を受け止めた4きょうだいは、伸び伸びと成長し、暢子はスポーツ万能の明るい女子高生に育った。その姿は、沖縄育ちの彼女自身と重なる。

 芸能界入りは、地元企業が主催したイメージガールのオーディションがきっかけだった。その後、東京の芸能事務所にスカウトされると、しばらくは沖縄と東京を往復していたが、高校3年生の秋に上京。芸能活動を本格化させた。

 故郷を離れてのひとり暮らしに加え、女優業のプレッシャーがのしかかる日々。家族からのメッセージに涙することもあった。

「2018年に出演した『アナザースカイ』(日本テレビ系)では、サプライズでお父さんからの手紙が渡されました。黒島さんはお父さんの書いた文字を見た瞬間に号泣していました」(芸能関係者)

《人に好かれ、愛され、そして喜ばれる。そんな存在の人間になって欲しいと心から願っています》

 手紙に綴られた父の期待に応えるべく、黒島は撮影に体当たりで臨んでいる。まずスタッフを驚かせたのは、屋外ロケでの女優魂だった。

「日焼けしていた方が沖縄の高校生らしいからと、日焼け止めを塗らないんです。美容よりも作品を優先する姿勢に心打たれました」(前出・ドラマ関係者)

 食事シーンでも、天真らんまんさで周囲を魅了している。

「太ってしまうからと最低限しか手を付けない女優さんもいるなか、彼女はリハーサルも本番も、ほとんど平らげる勢いで食べています。その上、とてもおいしそうに食べるので、見ているスタッフのお腹が空いてしまうほどです」(前出・ドラマ関係者)

 物語の行く末だけでなく、食べっぷりにも期待したい。

※女性セブン2022年5月12・19日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト・目撃者提供)
《ラブホ通い詰め問題でも続投》キリッとした目元と蠱惑的な口元…卒アル写真で見えた小川晶市長の“平成の女子高生”時代、同級生が明かす「市長のルーツ」も
NEWSポストセブン
ポストシーズンで快投をみせる佐々木朗希
「ポテンシャルは大谷以上」復活快投の佐々木朗希 昭和の大投手たちが太鼓判「1年間投げ続けられれば本当にすごい投手になる」
週刊ポスト
ものづくりの現場がやっぱり好きだと菊川怜は言う
《15年ぶりに映画出演》菊川怜インタビュー 三児の子育てを中心とした生活の中、肉体的にハードでも「これまでのイメージを覆すような役にも挑戦していきたい」と意気込み
週刊ポスト
田久保市長の”卒業勘違い発言”を覆した「記録」についての証言が得られた(右:本人SNSより)
【新証言】学歴詐称疑惑の田久保市長、大学取得単位は「卒業要件の半分以下」だった 百条委関係者も「“勘違い”できるような数字ではない」と複数証言
NEWSポストセブン
国民民主党の玉木雄一郎代表、不倫密会が報じられた元グラビアアイドル(時事通信フォト・Instagramより)
《私生活の面は大丈夫なのか》玉木雄一郎氏、不倫密会の元グラビアアイドルがひっそりと活動再開 地元香川では“彼女がまた動き出した”と話題に
女性セブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《真美子さんと娘が待つスイートルームに直行》大谷翔平が試合後に見せた満面の笑み、アップ中も「スタンドに笑顔で手を振って…」本拠地で見られる“家族の絆”
NEWSポストセブン
“高市効果”で自民党の政党支持率は前月比10ポイント以上も急上昇した…(時事通信フォト)
世論の現状認識と乖離する大メディアの“高市ぎらい” 参政党躍進時を彷彿とさせる“叩けば叩くほど高市支持が強まる”現象、「批判もカラ回りしている」との指摘
週刊ポスト
バラエティ番組「ぽかぽか」に出演した益若つばさ(写真は2013年)
「こんな顔だった?」益若つばさ(40)が“人生最大のイメチェン”でネット騒然…元夫・梅しゃんが明かしていた息子との絶妙な距離感
NEWSポストセブン
前伊藤市議が語る”最悪の結末”とは──
《伊東市長・学歴詐称問題》「登場人物がズレている」市議選立候補者が明かした伊東市情勢と“最悪シナリオ”「伊東市が迷宮入りする可能性も」
NEWSポストセブン
ヴィクトリア皇太子と夫のダニエル王子を招かれた天皇皇后両陛下(2025年10月14日、時事通信フォト)
「同じシルバーのお召し物が素敵」皇后雅子さま、夕食会ファッションは“クール”で洗練されたセットアップコーデ
NEWSポストセブン
問題は小川晶・市長に政治家としての資質が問われていること(時事通信フォト)
「ズバリ、彼女の魅力は顔だよ」前橋市・小川晶市長、“ラブホ通い”発覚後も熱烈支援者からは擁護の声、支援団体幹部「彼女を信じているよ」
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン
高市早苗氏が目論む“アベノミクスの再現”に潜む大きなリスク 最悪のシナリオは通貨・国債・株の同時暴落、「サナエ・ショック」に要警戒
高市早苗氏が目論む“アベノミクスの再現”に潜む大きなリスク 最悪のシナリオは通貨・国債・株の同時暴落、「サナエ・ショック」に要警戒
マネーポストWEB