その後の披露宴は、神社近くの料亭で行われ、式の最後にはあるサプライズがあった。菅田が、自身の曲『虹』を弾き語りで披露したという。この日、この曲を菅田が歌うことは参列者にも伏せられていたようだ。
「2020年にリリースされた『虹』は、ストリーミング再生が累計2億回を超える大ヒットとなりました。この曲には小松さんへのメッセージが込められていて、レコーディング中には、彼女への思いが込み上げたのか菅田さんが何度も号泣してしまい、そのたびにレコーディングがストップしてしまったというトラブルもあるほど。それだけ、菅田さんにとって思いが強い曲なんです。まさに、最強のウエディングソングですよね」(前出・菅田の知人)
北の大地で待望の結婚式を終えたふたりは、一転、2300kmほど離れた南の島へと飛び立った。
「沖縄・宮古島へお世話になっている人たちへの御礼をかねて行ったみたいです。休養中とはいえ、結婚式の準備に忙殺されていたため疲労困憊で沖縄入りしたふたりは毎日のように“東洋一の絶景ビーチ”といわれる砂浜を訪れ、何をするというわけでもなく、ただただゆっくり過ごし、リラックスできたようです」(前出・菅田の知人)
逃げも隠れもしないその姿は、現地でも目撃されていた。その様子は、仲むつまじい新婚カップルそのものだったという。式の当日、函館の空に虹こそかからなかったが、決して消えないかたい絆がひとつ、結ばれた。
※女性セブン2022年5月26日号