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阪神・矢野監督が熱心に取り組む“予祝”「夢が叶ったときと同じ周波数になる」

2月23日、沖縄キャンプで事前胴上げされる矢野監督(写真/共同通信社)

2月23日、沖縄キャンプで事前胴上げされる矢野監督(写真/共同通信社)

 この日の試合前、365枚の木札の入った袋から矢野監督がくじ引きのように「波」という札を引いた。そして矢野監督と親交のある文字職人の杉浦氏が「波」をテーマに、即興で考えた応援メッセージを色紙に綴ったのだという。

 突然の「大波発言」に球団関係者は困惑していたようだ。在阪テレビ局関係者が語る。

「青柳晃洋(28)の好投と佐藤輝明(23)の本塁打で勝った試合だったのに、矢野監督は選手そっちのけで、まるで友人のメッセージのおかげで巨人を倒したような口ぶりになり、甲子園のファンに感謝する言葉もなかった。この発言に違和感を覚えた選手や関係者、ファンは多かったんです。

 しかも色紙を掲げた矢野監督の姿はテレビで生放送され、ほぼ無名である杉浦氏の名前が全国に流れた。球団関係者は火消しのため、『色紙の写真は掲載しないでほしい』とスポーツ各紙に根回ししたと報じられました」

 しかし、翌日のほとんどの在阪スポーツ紙には、矢野監督と謎の色紙の写真が掲載され、中には「奇行」と報じたメディアもあった。

「ありがたくいただきます!」

 この日の試合前の円陣では、杉浦氏が色紙に記した「これから起こるビッグウェーブ」などの文章を大声で読み、「皆で大きな波を作っていこう!」と声を張り上げた。

 翌日の第2戦前には、「面白がれば面白がるほど面白い」と自ら記した色紙を持ち出し、円陣で「楽しむのが俺たちの野球の根本」などと声出ししたという。

「指揮官たる監督が試合前の円陣で声出しするのはレアケースですが、矢野監督は3戦目の試合前にも円陣に加わり、『ビッグウェーブを起こそう』とハッパをかけたようです」(前出・在阪テレビ局関係者)

 振り返れば、今季の矢野監督はシーズン前から奇抜な言動が目立った。

 2月のキャンプイン初日前夜には、今季限りでの退任を表明した。シーズン開幕直前に監督が「今年でやめる」と公表するのは極めて異例だ。

 2月23日、沖縄・宜野座キャンプの練習前には糸井嘉男(40)や西勇輝(31)らが中心となって、選手たちが矢野監督を3度「事前胴上げ」した。

 前代未聞のイベントに矢野監督はジャンパーを脱ぎ捨て、「ありがたくいただきます!」と嬉しそうに笑顔で選手たちに身を委ねた。

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