だが、羽生の場合は、これらのどのケースにも当てはまらないだろうと前出の関係者は話す。
「羽生選手の所属はANAですが、社員ではないので、現役を引退すればANAとの契約が終了する可能性もあります。
しかしANAはそうせずに、羽生選手との契約を継続し、4A挑戦を応援し続けるというかたちを取るのではないでしょうか。
羽生選手のこれまでの功績を讃え、たとえ試合に出なくてもスポンサードし続ける、という新しい形が生まれるかもしれません。それほど彼には“価値”がある」
スポーツ界で“生涯現役”といえば、サッカーの「キングカズ」こと三浦知良選手(55才)が真っ先に頭に浮かぶ。羽生も引退宣言をせず、フィギュアスケート界の「キング」として君臨し続けるのかもしれない。
※女性セブン2022年5月26日号