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悠仁さま「校内でも常に警護」 筑附名物行事中止で遠のく「高校デビュー」

悠仁さまはクラスに馴染もうとされているという(時事通信フォト)

悠仁さまはクラスに馴染もうとされているという(時事通信フォト)

 秋篠宮家の長男・悠仁さま(15)が筑波大学附属高校(筑附)に入学してひと月あまり。最寄り駅の東京・護国寺駅付近は毎朝、緊張感が漂うという。

「悠仁さまは駅近くで送迎車を降りて、電車通学をする他の生徒と同様に徒歩で学校に向かうんです。その間は警護が付きますから、どうしても厳重な空気になります」(宮内庁担当記者)

 お茶の水女子大学附属中学に通っていた時は、学校裏門に直接送迎車を付けていた悠仁さま。

「高校からは特別扱いではなく、少しでも他の生徒と同じ環境で過ごしたいという悠仁さまご本人の意向もあったようです」(同前)

 筑附は中学からの内部進学組が3分の2を占めるため、「旧知の内部組と比べて、高校入学組はクラスに溶け込むのに時間がかかる」(筑附OB)と言われる。別の宮内庁担当記者が語る。

「悠仁さまもクラスに馴染もうとされていますが、校内でも常に警護が付いているので、生徒たちの間でもまだ少し戸惑いがあるようです。これまで皇族が通ってきた学習院と違い、筑附の生徒はこうした環境に慣れていないでしょうから」

 クラスメイトとの距離を縮める校内イベントが規制されたことも大きかった。

 筑附は毎年4月に開成高校とのボート部対抗戦がある。100年の歴史を誇るこの対抗戦は校内の名物行事で、例年多数の生徒が応援に駆け付けるが、今年はコロナで会場応援が中止に。

「生徒が一丸となって声援を送り、大きな一体感が生まれる。入学早々、みんなとの距離がグッと近くなるんです。これがなくなってしまったのは痛いですね」(前出・OB)

 次のビッグイベントは6月に行なわれる学習院高等科との運動部対抗戦「院戦」と、7月に長野県蓼科高原で開かれる3泊4日のクラス合宿「蓼科生活」の2つ。

 悠仁さまの高校デビューの成否が懸かっている。

※週刊ポスト2022年5月27日号

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