2019年5月に、3人が念願の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演した際に“事件”は起きた。
「当日までに綾野さんが演奏を仕上げることができず、本番は背後にいたサポートメンバーの音量を大きくしてしのいだといいます。周囲のスタッフが“これじゃエアギターになってしまう”と青ざめたほどだったといいます」(前出・芸能関係者)
いら立つ山田や内田と綾野が衝突する場面が多くなり、酒の席でけんかになったことも一度や二度ではなかったという。結局プロジェクトは3枚のシングルとアルバムを1枚出し、2019年12月に解散を余儀なくされた。
「事務所の違う3人が組んだため、資金の出どころや権利関係が複雑になってしまったことも解散の一因ですが、その後、山田さんと内田さんは新たに『quu(キュー)』というユニットを組み、2人だけで音楽活動を続けています。ひとり、音楽性が違った綾野さんが外された形です。このことをきっかけに、山田さんと綾野さんは現在も“共演NG”状態になっているとまでいわれています」(レコード会社関係者)
目下、バンド活動とは距離を置き、俳優業に専念する綾野。“ルーキー”として再びギターを手にする日は来るのだろうか。
※女性セブン2022年6月9日号