新人研修で東京ドームを取材する水卜麻美(2010年日本テレビ入社)
近年も、加藤綾子(37)や田中みな実(35)、宇垣美里(31)など局アナからフリーになった女子アナは何人もいる。水卜アナには“別の業界への転身”の噂だけでなく、今まで何度もフリーアナへの転向が話題に上ってきた。放送記者が解説する。
「最近のフリーになったアナウンサーで、大成功したと言える人は田中みな実ぐらい。カトパンは夕方のニュースが終わりますし、宇垣美里も地上波テレビの出番は局アナ時代のほうが多かった印象。今はどの局も経費削減で、フリーを起用しづらくなっている。さらに、今年になって、フジテレビの『ネクストキャリア支援希望退職制度』を使って、田代尚子さんら、アナウンサー経験者も退社している。フリーの競争はますます激しくなるでしょう。
日テレの制作陣は水卜アナの特徴を掴んでいる。だから、番組で輝けると彼女自身が理解している。フリーになったら、スタッフと1から呼吸を合わせていかないといけない。そう考えると、35歳の今からフリーで勝負するよりも日テレという会社で上り詰めていくほうがいいのでは。女性初の役員の可能性だってあると思いますよ」
恒例行事のように水卜アナのフリー転向報道が出るが、はたして本人の目にはどう映っているのか。
現在の人気女子アナと言えばこの人をおいて他にいない(写真/ロケットパンチ)