芸能

マリアン、ドロ沼離婚から24年「元夫」「その元愛人」との奇妙な“同居生活”

マリアン

巨額の慰謝料報道などドロ沼離婚から24年

 多額の慰謝料を請求し、憎き夫の不倫疑惑をテレビで暴露。義父母にも噛みつき、メディアで大々的に取り上げられたドロ沼の離婚劇。あの騒動を目の当たりにしていた24年前、まさか渦中の2人が“復縁”するとは誰が想像できただろうか。そしてそこには因縁の女性の姿もあって──世にも奇妙な男女の話。

 夏日だった5月下旬の平日。都内の高級住宅地に建つ低層マンションから、3匹の小型犬を連れた女性が小走りで姿を現した。長身でふくよかなスタイルにウエーブヘア。大きなピンク色のマスクで顔を覆っているが、往年のゴージャスなオーラは隠せない。この女性はマリアン(60才)。還暦を迎えてなお、その美貌は際立っている。

 別の日の夕方、スーツ姿の男性がマリアンと同じマンションに消えていった。この男性はマリアンの元夫で実業家のA氏(66才)だ。24年前に離婚した2人はいま、同じ住まいで生活している。

 これだけなら、かつての夫婦が同居しているという話だが、そう単純な話では終わらないようだ。さらに別の日、高級外車のハンドルを握ったひとりの女性がそのマンションに帰宅したのだ。運命に導かれるように、同じ住居に吸い込まれていく3人の男女。このマンションを舞台に、奇妙な“三角”関係の生活が繰り広げられていた──。

スピード婚するも、幸せな生活は長くは続かなかった

“ミステリー”を解く前に、まずはマリアンの波瀾万丈な人生を振り返る。

 陸軍の軍人だったアメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれた彼女は、5才にしてセクシーなネグリジェを着るおませな女の子だった。

 14才でアメリカのモデル学校に入るとジャズダンスや日本舞踊を習い、エキストラでハリウッド映画に出演。その後、旅行で日本を訪れた際にスカウトされ、1980年に資生堂のキャンペーンガールとしてデビューした。恵まれたプロポーションと美貌を武器に、ハーフタレントの草分けとして女優やモデルとして活躍。瞬く間にCM5本にレギュラー番組7本を抱える超売れっ子となった。

 プライベートでは人気俳優、テレビ局プロデューサー、プロ野球選手らと浮名を流した。なかでも大物俳優とは3年にわたって真剣交際したが、結婚を目前に破局した。その直後に出会ったのが、A氏だった。

「大物俳優との別れで落ち込んでいたマリアンさんに、知人がAさんを紹介したのがきっかけでした。彼と初めて会ったとき、マリアンさんは“きっとこの人と結婚するんだな”と直感したそうです。すぐにおつきあいが始まりました」(マリアンの知人)

 A氏は、父親とともにゴルフ場やビル管理会社などを経営する実業家だ。彼との出会いで、マリアンの人生は大きく転換した。1987年、25才のマリアンはA氏と結婚。交際開始から6か月のスピード婚で、総額2億6000万円の超豪華挙式が話題を呼んだ。

 しかし、結婚生活は早々につまずきをみせる。

関連記事

トピックス

ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
『国宝』に出演する横浜流星(左)と吉沢亮
大ヒット映画『国宝』、劇中の濃密な描写は実在する? 隠し子、名跡継承、借金…もっと面白く楽しむための歌舞伎“元ネタ”事件簿
週刊ポスト
山本アナ
「一石を投じたな…」参政党の“日本人ファースト”に対するTBS・山本恵里伽アナの発言はなぜ炎上したのか【フィフィ氏が指摘】
NEWSポストセブン
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン
今年の夏ドラマは嵐のメンバーの主演作が揃っている
《嵐の夏がやってきた!》相葉雅紀、櫻井翔、松本潤の主演ドラマがスタート ラストスパートと言わんばかりに精力的に活動する嵐のメンバーたち、後輩との絡みも積極的に
女性セブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
思い切って日傘を導入したのは成功だった(写真提供/イメージマート)
《関東地方で梅雨明け》日傘&ハンディファンデビューする中年男性たち デパートの日傘売り場では「同い年くらいの男性も何人かいて、お互いに\\\\\\\\\\\\\\\"こいつも買うのか\\\\\\\\\\\\\\\"という雰囲気だった」
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン