●しみが少なく、メラニン状態◎【新潟県】
しみレス位1位 肌ポテンシャル第2位
肌は紫外線を浴びると、細胞を守るためにメラニンを作り出すが、肌のなかで部分的に集まるとしみの原因になる。この原因が最も少なく、メラニンの状態が良好なのが新潟県。表皮・真皮のポテンシャルが高いことも特長だ。とはいえ、刺激に対する注意は必要。PM2.5など付着した大気物質はしっかり洗い流し、やさしいタッチでスキンケアを行うとよい。
●きめが細かいうるおい肌【滋賀県】
キメ第1位 水分量第2位 コラーゲン第3位
肌のキメの細やかさは一般的に加齢で変化するが、生まれつきの肌の性質に影響されることも。季節や環境、お手入れの仕方でも変化する。このキメの状態がよく、うるおいバランスに優れ、毛穴が目立たず、刺激などに反応する敏感のゆらぎに強い特長がある滋賀県。肌荒れを起こす風や、気圧変化に気をつけ、丁寧なケアを。
●加齢などによる肌くすみが少ない【福島県】
黄ぐすみレス第1位
加齢や紫外線などによって肌の中のたんぱく質と糖が結びつくと褐色の糖化物質が増え、肌が黄色くくすんで見えるようになる。福島県はそんな黄ぐすみが最も少なく、透明感のある肌が特長。くすみの原因となる「糖化」や「にごり」を起こさないよう、うるおいケアに加え、紫外線ケアを一年中忘れずに行い、適度な運動でリフレッシュ。自律神経も整えたい。
●ニキビゆらぎに強い【広島県】
ニキビレス第1位 水分量第3位
脂肪の多い食生活や、洗浄不足はニキビの原因になってしまう。毛穴の詰まり状態や、ニキビのできる頻度、数などからニキビリスクを分析した結果、トップは2年連続で広島県。ほかの部門でも全体的に高スコア。「水分量」でも3位に入っているので、保湿ケアを継続し、季節や室内外を問わずに徹底した紫外線ケアを継続することが大切。
●過酷な状況にも耐えられる【沖縄県】
ストレス耐性第1位 タフ肌第2位 ホルモンバランス第3位
気温、気圧、湿度の変化や、人間関係の悩み、生活環境の変化まで、内外から受けるストレスが過剰になると、肌を刺激から守る力は低下し、ニキビなどの原因になってしまう。そんなストレスへの耐性が最も高いのは、2年連続で沖縄県。ホルモンバランスも良好で、敏感のゆらぎにも強い。紫外線ケアと血行促進を意識したライフスタイルを。
●さまざまな刺激にも、ゆらぎにも強い【宮崎県】
皮脂バランス第1位 タフ肌第1位 ニキビレス第2位
肌は日々、さまざまな刺激を受けている。大きく分けると、PM2.5や花粉、排気ガスなどのマイクロダスト、洗剤や消毒液、化粧品の特定成分などの化学的刺激、肌を動かす、こするなどの物理的刺激の3種類。そんな刺激に対する強さを分析した「タフ肌」部門は、2年連続で宮崎県が1位だった。また、「皮脂バランス」でも1位、「ニキビレス」でも2位となり、水分と脂分のバランスが取れた肌でもある。皮脂は多すぎるとそこに汚れが付着し、毛穴をふさいでしまうことでニキビの原因になるが、少なすぎても乾燥によって角層が厚くなり、毛穴がふさがれてニキビを発生させてしまう。バランスのよいタフな肌を生かして、ストレスをうまく発散させ、自律神経がきちんと働くようなライフスタイルを意識すれば、より美肌が目指せる。