阪神もリーグ屈指の投手陣を擁しながら、やはり開幕直後の低迷が大きく響いている。在阪テレビ局関係者は「矢野燿大監督が春季キャンプ前日に今季限りの退任の意思を示したことで一部の選手たちは心の整理がつかなかったのでは。開幕から地に足がついていない印象で試合に集中しきれていないように感じた。結果論かもしれませんが……。あのタイミングで伝える必要はなかったでしょう」と疑問を呈する。

 DeNAもチームとしての戦い方が見えてこない。牧秀悟、佐野恵太、宮崎敏郎、ソトら強打者がそろっているが、リーグ5位の275得点。消化試合数が最も少ないことを差し引いても少ない。塁上に走者をにぎわせることが多いが、得点が入らないケースが目立つ。投手陣に不安を抱えるチームだけに、この戦いぶりだと優勝を狙うのは厳しいとする見方が根強くある。

 スポーツ紙デスクはこう語る。

「戦力だけを見れば広島、阪神、DeNAは十分に戦える。3球団に共通するのはベンチワークのまずさです。不可解な起用法が多く、守備を軽視しているように感じてしまうこともある。広島は何年も前から救援陣の強化が大きな課題で、投手出身の佐々岡真司監督が就任したのに全く状況が変わっていない。阪神も主力選手たちの守備位置がコロコロ変わる。DeNAの三浦大輔監督は選手からの人望は厚いですが、指揮官としての能力はちょっと厳しい。1軍投手コーチ、2軍監督を1年ずつ務めて監督に就任しましたが、ちょっと早かったかなと感じます。この3球団は監督が代われば、強くなる可能性を十分に秘めている」

 まだ秋風が吹く前だが、今オフの各球団の監督人事も注目される。

交流戦で挽回したがいまだ借金は残る矢野阪神(時事通信フォト)

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佐々岡監督は”優しすぎる”との指摘が(時事通信フォト)

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同じく優しすぎる三浦監督(時事通信フォト)

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投手陣に悩まされる原巨人(時事通信フォト)

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根尾の投手変更など采配で賛否両論が集まる立浪和義監督(時事通信フォト)

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