新型コロナの第7波到来に揺れる病院内で、患者に向き合う名医たちはどんな薬をのんで奮闘しているのか。ウイルスが蔓延するいま、健康な体で生き抜くために常備しておくべき“相棒”を症状別に実名調査した。
いま常備すべきは混じり物がなく、抗菌効果の高い目薬。ゴミや菌を洗い流し、ウイルスを除去してくれる2本を紹介。パソコンやスマホの見すぎで疲弊し、抵抗力の弱った目は、優しく積極的にケアしたい。
自粛生活以降、スマホやパソコンの長時間使用によって眼精疲労に悩む人は後を絶たない。眼科医の森岡清史さん(吉祥寺森岡眼科院長)は、防腐剤などの“混じり物”が少ないものを目安に選んでほしいとアドバイスする。
「基本的に目薬は、目に入ったゴミや菌を洗い流す目的で使うものだと考えてください。人工涙液の『ソフトサンティア』は、涙と同じ成分で作られているので安心です。ただし、目薬を頻繁にさしすぎると涙に含まれる殺菌成分や栄養素が薄まるため、気をつけましょう」(森岡さん)
『ソフトサンティア』とともにこの時期に常備しておくべきは、抗菌タイプの目薬だ。
「つり革やエレベーターのボタンを触った手で、目をこすってしまったときなどに使うと、ウイルスや細菌に感染しにくくなり、新型コロナ対策にもなる。1回使い切りタイプの『サンテメディカル抗菌』は防腐剤フリーなのでおすすめです」(森岡さん)
撮影/矢口和也
※女性セブン2022年8月18・25日号