7月下旬の蒸し暑い夜。男女の友人と3人で、都内の高級焼き肉店に繰り出した元AKB48の篠田麻里子(36才)。午後10時過ぎに店を出ると、一行が軽やかな足取りで向かった先は繁華街のカラオケ店だった。
篠田の隣で爽やかな笑顔を浮かべる男性は、2019年2月に“交際0日”で結婚した3才下の夫A氏ではない。後輩のイケメン俳優で、連れの女性とともに彼にエスコートされる篠田は終始上機嫌だった。
2020年4月に女児を出産し、約2か月の産休を経て芸能活動を再開。仕事と子育てを両立する篠田のスケジュールは多忙を極める。久々に日常から解放されて、仕事仲間や友人と楽しい時間を過ごしていたのだろう。午前0時を回っても宴は終わらず、その日のうちに篠田が帰宅することはなかった。
完璧主義者を自認する篠田には、「どんなに仕事が忙しくなっても、子供を寝かしつける時間までには帰宅する」という自らに課したルールがある。だが、この数か月の間に彼女の「ワーク・ライフ・バランス」に大きな変化があったようだ。
8月の別の夜も、篠田は夕刻に仕事を終えたあと、友人と外食をして深夜に帰宅。その数日後にもタクシーで夜の銀座に出かけたが、夫や愛娘と会えない日々が続いているようだった。
事情を知る篠田の知人が重い口を開く。
「実は最近、篠田さんとAさんは別居しているんです。原因はAさんが篠田さんの浮気を疑ったこと。篠田さんは否定したものの、不信感を募らせるAさんと大げんかになり、一時は離婚の話も出ていたとか…。激怒したAさんがお子さんを連れて家を出てしまったため、篠田さんはひとりになってしまったといいます」
昨年5月に、子供を持つ母親の投票で選ばれる「第13回ベストマザー賞」を受賞。同賞の「子育て応援・ママ応援大使」にも起用された〝理想のママ〟に、何が起きているのか――。
篠田とA氏の出会いは2018年。知り合ってから2週間後に初めてふたりで会い、その日のうちにA氏からプロポーズされた。
「AKB48時代に“神セブン”の1人として人気を博した篠田さんですが、意外にもアイドル時代から浮いた話と縁がなく、卒業後にかつての仲間たちが次々と結婚していくことに焦りを抱いていたといいます。雑誌のインタビューで『結婚のタイミングを計っていたら、どんどん先延ばしになってしまう』と本音を吐露し、“交際0日”で結婚した理由は『何年つきあったところでダメになるときはなりますから』と事もなげに話していました」(スポーツ紙記者)