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「週刊ポスト」本日発売! 「安倍国葬」本当の費用は血税33億円ほか

 8月29日発売の「週刊ポスト」は、安倍国葬、旧統一教会汚染、五輪汚職事件という岸田政権を揺るがす三大問題に斬り込む独走スクープを巻頭に、物価高に苦しむ国民生活の実態と対策、すい臓がん、ひざ痛など人生を脅かす病魔を退治する最新の知見など、必読の特集満載のスペシャル号です。本誌取材に山崎拓・自民党元副総裁は、「国葬は拙速だった。国会で審議すべきだった」と直言した。

今週の見どころ読みどころ

◆「2.5億円」は大ウソ! 安倍元首相の国葬に血税33億円がつぎ込まれる
各種世論調査で反対が多数を占める国葬だが、政府はすでに世界から参列者を招待して強行しようとしている。その予算は「2.5億円」とされているが、これは式典費用だけの数字。本誌は政権内部への取材や専門家の分析により、警備や賓客の接遇などにかかる費用を試算した。その総額は少なくとも33億円、最大130億円にも達することがわかった。

◆旧統一教会マネーに染まった国会議員30人リスト
相変わらず自民党議員の多くは「選挙で応援するという人を断れるはずがない」などと、旧統一教会との蜜月を自己弁護しているが、選挙だけでなくカネで結びついた議員も少なくない。公式な記録や証言で明らかになった30人の国会議員を実名で公表する。案の定、30人のうち自民党が27人を占めた。しかも重鎮や閣僚経験者、次期総裁候補など大物がズラリ。教団と党の“統一”はここまで進んでいたのか。

◆五輪汚職で逮捕されたAOKI前副会長と森喜朗・元首相の「深すぎる仲」
オリンピックの闇にようやく司直のメスが入ったが、あえて言えば、逮捕されたのは“たかだか”アパレル企業の幹部と電通元専務でしかない。これで幕引きというなら、政官界の疑獄を標的にする東京地検特捜部の名折れだろう。逮捕された容疑者たちと政界の結びつきは深く長い。ジャーナリスト・森功氏が疑惑の核心に迫る。

◆ついに芝翫と別居した三田寛子が「主人は主人、私は私で」覚悟の告白
これまで何度も浮名を流してきた中村芝翫が、ついに妻・三田寛子と子供たちの住む豪邸から出て行ったという。本誌は芝翫の「別宅」に、交際が報じられたAさんが出入りする様子も確認した。三田を直撃すると、達観した様子で「本当の夫婦仲」を語り始めた。

◆けん責処分のラグビー協会元理事が「リーグワンの不正審査」を内部告発
ラグビー協会が、昨年6月に理事を辞任していた大阪芸術大学客員准教授の谷口真由美氏をけん責処分にした。1年以上前に辞めた人間を処分するなど異例だが、谷口氏自身には思い当たるフシがある。今年スタートした新しい最高峰リーグ「リーグワン」の参加チーム審査の不正を著書で厳しく指弾したからだという。一部の大企業チームを優遇していたこと、同氏の改革プランを協会幹部が妨害してきたことを改めて告発した。

◆渋谷母娘刺傷の犯人少女は「引きこもりの末にエリート母に殺意」
母娘を刃物で襲って逮捕された埼玉県の中学3年少女は、「母の嫌なところに自分も似てきて、母を殺そうと思った」「人を殺す練習をしようとした」などと動機を語っているというが、その母は保険会社で管理職を務めるエリートだった。家族に何があったのか、近所の住人や学校関係者が明かした。

◆三冠王にばく進する村上宗隆「進化し続けるスイング」大図解
史上最年少の三冠王にひた走るヤクルトの“村神様”は、なぜ大化けしたのか。カラーグラビアでそのスイングの秘密と「内角打ち」の衝撃データを解説する。活版特集では、もし村上がメジャーに挑戦して大谷翔平と対戦したらどうなるか、どこよりも早くシミュレーションした。

◆人気再燃「毎月決算型投信」のひとり勝ち商品は本当に「買い」なのか
2000年代にブームが起き、その後、金融庁の問題提起をきっかけに顧客が離れていた毎月決算型投信が再び人気を博している。なかでも、ひとり勝ちとも言える実績を残している米アライアンス・バーンスタイン社の商品について、専門家が魅力とリスクを詳しく解説した。

◆山谷のドヤ街に暮らすウクライナ避難姉弟の「平穏と戦争のあいだ」
日本に避難したウクライナ人は2000人近くにのぼる。スーツケースとバックパックだけで故郷から逃げたヴィクトーリヤさんと弟は、東京一のドヤ街として知られる山谷で避難生活を送っている。下半身を露出したストーカーに追われたりする苦難もあるが、祖国の知人たちからは「日本はリゾートみたいなものだ」と突き放されているという。

◆女子高生に尿をかけた千葉県高野連理事は「熱血やりすぎ監督」だった
女子高生のスカートに放尿したとして逮捕された千葉県立高校の教諭は、県高野連の理事、同校の野球部部長を務めていた。事件前日にはコンビニで女性店員に下着を見せつけるなどしており、県警は慎重に余罪を調べている。野球部ではかつて監督も務めていたが、あまりに厳しい指導で部員がついてこられず、部長に“降格”されたという。

◆3000万国民が悩む「ひざの痛み」が消える40の方法
ひざ痛に苦しむ国民は多いが、大半は変形性膝関節症という症状に原因がある。専門医によれば、これは日ごろの生活習慣によって大きく改善できるという。逆に間違った常識が症状を悪化させることもある。ひざの「本当の話」を40個お届けする。階段は痛くない足から降りる、杖は痛いほうの側に持つ、足組みをする、貧乏ゆすりをする。このうち3つは間違い、1つだけ正解です。

◆密だけど密じゃない 本邦初(?)の「カーセックス専用駐車場」に行ってみた!
熊本県の山の中にある、わずか4台のコインパーキングがSNSでバズっている。1台ずつブルーシートで四方を囲まれ、夜間まるまる駐めても1000円という安さ。ごていねいに「山だから思いきり声が出せます」の貼り紙まである。“そういう目的”のカップルが連日連夜訪れているというので本誌記者が現地に飛んだところ、偶然オーナーの男性と出くわした。なんと、この「ラブパーキング」のモデルは情熱の国・イタリアにあった――。

◆<カラーグラビア>「へんな県境」を見に行く
陸の県境を持たない北海道と沖縄を除くと、45都府県は必ず陸地で隣県と接している。そのなかには奇妙なモニュメントがあったり、「なぜここに?」という建物があったり。ショッピングモールの中にある県境、空港内にある県警の“縄張り標識”、かの有名な埼玉、栃木、群馬の「三県境」など、思わずクスっと笑ってしまうナンダコレ画像が集合した。

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