3時間睡眠を告白した小川彩佳アナ
と、体調を心配するコメントが寄せられている。報道番組は人気と実力の双方を兼ね備えた者が担当できる難しいポジションだが、ごく一部の優秀な人物に仕事が集中する状況は改善できないのか?
「もともと各局は毎年、新人を採用しており、適材適所で人材を育てていけば良いだけ。しかし近年はアナウンサーのタレント化が顕著で、アナウンス力や番組を進行するスキルが蔑ろにされ、数字(視聴率)が稼げるか稼げないかで判断されてしまっているのが実情です。それゆえ、水卜麻美(日本テレビ)、和久田麻由子(NHK)、弘中綾香(テレビ朝日)など、多忙を極めるアナがいる一方で、ほとんど姿を見かけないアナもいます。
今回、安住アナの超激務が話題になったTBSは、とりわけ状況が深刻です。TBSは『Nスタ』にホラン千秋、『news23』に小川彩佳、『報道特集』に膳場貴子と、報道番組のキャスターはフリーアナだらけ。局内に報道番組の経験者が見当たらないため、ますますフリーアナに頼る悪循環に完全に陥っています。
人気はアナウンサーの重要なポイントですが、そこにこだわり過ぎると、ごく一部の人間に仕事が集中するのは今の状況を見れば明らか。安住アナにしても小川アナにしても、担当する曜日を減らすなり、定期的にピンチヒッターを頼むなりして、後進を育てる体制を周囲が整えるべきでしょう」(前出・キー局関係者)
役員昇進も近いと噂される安住アナ。自らが動くだけでなく、そろそろ仕事を任せられる後輩を育てる方向にも力を入れる必要があるようだ。