国内

「明るい茶髪だった」岸田首相の長男と安倍元首相の甥・岸信千世氏は「慶応大の同級生」 友人が明かす2人の「学生時代の評判」

同級生だった岸信千世氏と岸田翔太郎氏(右)

同級生だった岸信千世氏と岸田翔太郎氏(右)

 岸田文雄首相の長男・翔太郎氏(31)が政務担当の首相秘書官に起用された。10月5日の衆院代表質問で首相自ら「適材適所の観点から総合的に判断した」と説明したことが火に油を注ぐかたちとなり、早くも厳しい船出となっているこの突然の人事発表に「驚きましたと言うのが、翔太郎氏の慶大時代の友人だ。その背景には、ともに政界で活躍する「同級生」の存在があるようだ。 

  翔太郎氏の大学時代の同級生が語る。 

 岸田くんは学生時代は地味な印象で、周囲もお父さんが有名な政治家らしいというくらいの反応でした。むしろ僕らの代では“政治家のジュニア”と言えば岸信千世くん(31)のほうでしたからね。大学4年生の時には、“安倍(晋三)首相の甥っ子がフジテレビに入社するらしい”という噂がキャンパスでかなり広まっていましたよ 

  翔太郎氏は岸田首相の地元である広島県・修道高から慶大法学部政治学科に入学。2014年に卒業すると三井物産に入社している。その後、2020年からは岸田氏の議員事務所で公設秘書を務めてきた。 

  一方、安倍元首相の甥で岸信夫・首相補佐官の息子である信千世氏は附属の慶応義塾高校から慶大商学部に進学。2014年にフジテレビに入局し、社会部の記者として活躍。2020年からは防衛大臣だった信夫氏の大臣秘書官を務めた。 

  この2人、同じタイミングで社会人となり、奇遇なことに同じ年に退社して父親の秘書に転身しているのだ。しかし、学生時代の2人をどちらも知っているという前出の同級生の印象は「真逆に近い」という。 

 岸田くんはバドミントンのサークルに入っていて、髪こそ明るい茶髪にしていましたがみんなの前で積極的に騒ぐタイプというよりは大人しい真面目な印象でした。一方の信千世くんは、まず身長が180センチ以上あるので目立っていました。準硬式野球部に所属するスポーツマンで、口が立つタイプ。当時から信千代くんが安倍首相の甥だということはみんな知っていましたが、本人もそれを理解していて飲みの場では自らネタにしてしまうような明るい性格でしたよ。2人は真逆のタイプでしたが、やっぱり政治家の家の人はその道に進むんだなと感慨深いですね 

  安倍元首相と岸田首相はともに「新党ブームで自民党に大逆風が吹いた1993年の衆院選で初当選した「同期組」だ奇しくもその“後継者候補”と目される2人は同じ大学で学び、それぞれ首相秘書官、大臣秘書官という職に就いた。果たして、2人の首相と同じように彼らも“当選同期”となる未来が訪れるのか──。

関連キーワード

関連記事

トピックス

10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン