1983年のデビュー以来、4コマ漫画の鬼才として知られる業田良家氏。2020年秋には新シリーズ「業田良家の4こわ漫画」をインターネットで公開し、話題となった。1日1話ずつ全20話を公開した本作だが、好評につき、4話分をまとめて毎週1回、再掲載する。今回は再掲載第3弾として第9話〜第12話を公開。
業田氏の代表作『自虐の詩』は「泣ける4コマギャグ漫画」として今も読み継がれる傑作だ。近年は手塚治虫漫画賞(短編賞)、文化庁メディア芸術祭優秀賞をW受賞したSFストーリー漫画『機械仕掛けの愛』などでも注目されている。
画業40年近くになる業田氏が一昨年に新たに描き下ろした「業田良家の4こわ漫画」は、一見正反対に思えるが実は紙一重にある「笑い」と「恐怖」をテーマに、「怖くて笑える」4コマ漫画を目指した実験的な作品群だ。
先週公開の再掲載第2弾は、似たもの親子の第5話「盗撮家族」、“偉い人”“立派そうな人”の本性までも暴く第6話「ツクヅクゼミ2」と第7話「ツクヅクゼミ3」、自然の猛威すらものともしない第8話「喫煙者の執念」のラインナップだった。
今回公開の第9話以降も、まだ誰も見たことのない“4こわ”ワールドが展開されていく──!
◆第9話
◆第10話
◆第11話
◆第12話