スポーツ

女性スキャンダル報道の巨人・坂本、異例の宮崎秋季キャンプ参加 V逸の主将としての責任感

今季は散々だった(時事通信フォト)

雪辱を果たせるか(時事通信フォト)

 巨人が坂本勇人(33)を11月2日から宮崎市で行なわれる秋季キャンプに参加する方向で調整しているという。通算2000本安打も達成するなど、実績も豊富な主力の参加は異例の事態だ。巨人軍関係者はこう語る。

「参加は坂本本人の直訴のようです。10月10日から行なわれたジャイアンツ球場(川崎市)での秋季練習には坂本だけでなく、丸佳浩、中田翔、菅野智之ら主力選手が参加しましたが、秋季キャンプとなると話は別です。若手選手がレギュラーを勝ち取るために朝から夜まで練習漬けになる。この時期の一軍選手はシーズンで溜まった疲労をとるために身体のメンテナンスが中心で、トレーニングも球団の施設で行なうのが普通です。坂本も遊撃という守備の負担が大きいポジションで、プロ2年目から試合に出続けているため蓄積疲労もある」

 今年の秋季キャンプはV奪還に向け、厳しい内容になりそうだ。新任の“デーブ”こと大久保博元打撃コーチがアーリーワーク(早朝練習)を導入し、午前6時半から始動。野手には1日2000スイングを課すとも報じられている。今季、右膝や腰の不調で3度の戦線離脱を経験している坂本は練習量が調整されるだろうが、過酷な内容になるのは間違いないだろう。

 坂本が秋季キャンプに参加したのは2011年が最後だ。この年はクライマックスシリーズのファーストステージでヤクルトに敗退。再三の好機を潰した坂本はファンやメディアから「戦犯」扱いされ、原辰徳監督も「本人のなかでも忘れてはいけない日だと思います」と厳しいコメントを残している。

関連記事

トピックス

(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
列車の冷房送風口下は取り合い(写真提供/イメージマート)
《クーラーの温度設定で意見が真っ二つ》電車内で「寒暖差で体調崩すので弱冷房車」派がいる一方で、”送風口下の取り合い”を続ける汗かき男性は「なぜ”強冷房車”がないのか」と求める
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン
中居正広氏の騒動はどこに帰着するのか
《中居正広氏のトラブル事案はなぜ刑事事件にならないのか》示談内容に「刑事告訴しない」条項が盛り込まれている可能性も 示談破棄なら状況変化も
週刊ポスト