注目の女子ゴルファーたちの戦績
国内ツアーで活躍した15人、海外ツアーでも日本勢トップの世界ランキング10位を記録した畑岡奈紗や、今シーズンから海外ツアーに本格参戦した渋野日向子(24)など4人、あわせて19人の2022年シーズンを彩った注目の女子ゴルファーを紹介しよう。(※成績、獲得賞金は11月13日終了時点)
●山下美夢有(21) 4勝/2,988.78pt/2億327万967円
昨季は後半に尻すぼみとなったが、今季は逆に独走態勢を維持した終盤だった。初の年間タイトルは、史上最年少のおまけつきで、2007年の上田桃子の21歳156日を更新し、21歳103日の年間女王誕生となった。
山下美夢有(21) 4勝/2,988.78pt/2億327万967円(写真/共同通信社)
●西郷真央(21) 5勝/2,254.83pt/1億2957万9607円
序盤で勝利を重ねて勢いをつけた。師匠のジャンボ尾崎からも祝福の声が寄せられるなか、6月から8月にかけては海外メジャーにも挑戦。年間女王へ向けて独走態勢に入った山下に最後まで食い下がる粘り強さを見せた。
西郷真央(21) 5勝/2,254.83pt/1億2957万9607円(写真/共同通信社)
●稲見萌寧(23) 2勝/2,172.19pt/1億3858万2087円
昨季は東京五輪銀メダル、賞金女王獲得など活躍したが、昨年悪化した腰痛の影響で、今季序盤は苦戦。しかし、8月には自身初となる同一大会連覇を達成した。節目となるツアー100試合出場を果たし、今後にますます期待だ。
稲見萌寧(23) 2勝/2,172.19pt/1億3858万2087円(写真/共同通信社)
●西村優菜(22) 2勝/1,958.57pt/1億4218万8595円
大混戦となった昨シーズン終盤戦を盛り上げたひとり。今季前半は不調に喘いだものの、後半になるにつれ、パーを積み重ねる堅実なゴルフで徐々に調子を上げた。今ツアー終了後には米ツアー最終予選会に挑戦する。
西村優菜(22) 2勝/1,958.57pt/1億4218万8595円(写真/共同通信社)