●上田桃子(36) 1勝/1,112.92pt/7533万2943円
 今季で生涯獲得賞金額は10億円を突破。序盤戦で早々に優勝を果たすも、後半は予選落ちするなど苦しい場面も。しかし、今季年間トップ10入り回数は10回におよび、確かな実力に裏打ちされた成績を残している。

上田桃子(36) 1勝/1,112.92pt/7533万2943円(写真/AFLO)

上田桃子(36) 1勝/1,112.92pt/7533万2943円(写真/AFLO)

●高橋彩華(24) 1勝/1,101.16pt/6951万596円
 今季はついに念願の初優勝。初日から単独首位を守る完全優勝だった。98年生まれの「黄金世代」では11人目。ウイニングパットを沈めた瞬間は思わず涙がこぼれた。10度目の最終日最終組でつかみとった優勝だった。

●川崎春花(19) 2勝/989.06pt/8970万8000円
 初優勝から6週後に通算2勝目を挙げた19歳ルーキー。2勝目の「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」では、競り合った河本結と互いの健闘を称えてのハグに、ギャラリーから温かな拍手が送られた。

川崎春花(19) 2勝/989.06pt/8970万8000円(時事通信フォト)

川崎春花(19) 2勝/989.06pt/8970万8000円(時事通信フォト)

●岩井千怜(20) 2勝/883.15pt/5204万4555円
 昨季、注目を集めた双子ルーキーの妹。今季は史上3人目となる、ツアー初優勝後の連続Vを達成。しかし、直後に4戦続けて予選落ちするなど、浮き沈みの際立つシーズンだった。終盤は調子を持ち直している。

岩井千怜(20) 2勝/883.15pt/5204万4555円(時事通信フォト)

岩井千怜(20) 2勝/883.15pt/5204万4555円(時事通信フォト)

●植竹希望(24) 1勝/852.42pt/5474万3231円
 4月の「KKT杯バンテリンレディスオープン」で、悲願だったプロツアー初優勝。「黄金世代」では10人目。吉田優利との一騎打ちとなった6ホール約2時間の史上最長の激戦は、観衆の胸を打った。

植竹希望(24) 1勝/852.42pt/5474万3231円(時事通信フォト)

植竹希望(24) 1勝/852.42pt/5474万3231円(時事通信フォト)

●金田久美子(33) 1勝/482.83pt/3294万5428円
 11年189日ぶりとなるツアー2勝目を挙げて大きな反響を呼んだ。これまでの中嶋千尋の持つ9年297日を更新し、最長記録のブランクVとなった。3勝目の期待もかかる。ニックネームは「キンクミ」。

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