岩橋玄樹

岩橋玄樹はX氏と合流しているが、赤西は注意喚起とも取れる発言

 だが、山下とも何らかのトラブルがきっかけで関係が切れ、X氏はスタッフを引き連れて岩橋に合流した。彼が接触したタレントが次々に事務所を辞め、いざこざが絶えないことに多くの芸能関係者が危機感を抱いている。平野たちが脱退を発表した翌日、赤西はツイッターに“注意喚起”とも取れる書き込みをアップした。

《X(原文は実名)という、もともと僕の現場マネージャーをやってて退社したアメリカ人の子が、僕の元のプロデューサー的な認識になっていると、業界の何人かから聞きました。本人がそうやって言ってるのかどうかは分かりませんが。。。彼にプロデュースされた覚えはありません》

 前出のX氏の知人が続ける。

「2人の間にはいまも確執があるようで、お互い連絡を取ることもないといいます。岩橋くんと仕事をするようになってからX氏は羽振りがよくなり、最近も高級車を買い替えたばかりとか。このタイミングで赤西さんがあえて彼の名前を出したのは、X氏との関係を勘ぐられたくなかったからでしょう。

 岩橋くんと連絡を取り合っていた平野くんたちが、X氏に独立後の活動について相談していたのかはわかりません。しかし、何らかの影響を受けていたとしてもおかしくない距離にいたことは確かです」

 周囲に「もう事務所には戻りたくない」と語り、自由に振る舞う岩橋、そしてX氏の存在に平野たちは“幻惑”されたのだろうか。いまのところ、退所する3人が来年秋以降に合流する可能性は低いとされる。

「現時点でそういった話は出ていないそうです。別の事務所に移籍する可能性もほとんどないといいますから、それぞれが個人事務所を立ち上げたり、海外のエージェントと契約するスタイルを取るのではないでしょうか。もっとも、平野くんたちの周囲に3人をまとめる“指南役”は見当たらず、多くの関係者が岩橋くんやX氏の動向に注目しています」(前出・X氏の知人)

 平野たちが独立後に岩橋と仕事をしたり、X氏がプロデュースにかかわる可能性はあるのだろうか。X氏に電話をかけたが返答はなく、メールで送った質問にも締め切りまでに回答はなかった。

 平野はかつて、海外で活動する際の芸名を外国人も呼びやすい「SHOW」にしたいと明かした。ジャニー氏の座右の銘だった「Show must go on」は、幕が上がったら何があっても最後まで続けなくてはならないというショービジネスの格言だ。恩師の言葉を胸に、新しいステージに進む3人、そしてキンプリを守る2人の行く末は──。

※女性セブン2022年12月1日号

関連記事

トピックス

10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「従業員の人が驚くといけないから…」田村瑠奈被告が母・浩子被告に告げた「殺害現場のホテルをキレイにした理由」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
年末恒例行事の餅つきに参加した特定抗争指定暴力団山口組の篠田建市(通称・司忍)組長(中央)ら。2024年12月28日、愛知県瀬戸市(時事通信フォト)
《司忍組長の誕生日会では「プラチナ」に注目集まる》暴力団にとっての「代紋」、つけないケース増える「最近では名刺にも…」
NEWSポストセブン
浩子被告の主張は
「すごい、画期的だ…」娘・田村瑠奈被告と被害男性の“初夜”の日、母・浩子被告が夫に送っていた「驚嘆LINE」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
怒り心頭のマツコ
《所属事務所社長の失踪で“消えた大金”》マツコ・デラックス“年収7億円”“20億円”説に「本当の金額はかけ離れている」と猛反論 
女性セブン
新証拠が明らかに(左は共同通信)
「深夜3時に猛ダッシュ」大木滉斗容疑者(28)の“不可解な奇行”を捉えた新証拠とエリート大学生時代の“意外なエピソード”《東大阪バラバラ遺棄》
NEWSポストセブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「1000人以上の男性と関係を持った」金髪美人インフルエンサー(25)が“乱倫パーティー動画”削除の大ピンチ《世界に波及する“奔放な女”の影響力》
NEWSポストセブン
ビアンカ・センソリ(カニエのインスタグラムより)
《過激ファッション》カニエ・ウェストの17歳年下妻、丸出しドレスで『グラミー賞』授賞式に予告なく登場「公然わいせつ」「レッドカーペットから追放すべき」と炎上
NEWSポストセブン
女性皇族の健全な未来は開かれれるのか(JMPA)
愛子さま、佳子さま“結婚後も皇族としての身分保持”案の高いハードル 配偶者や子供も“皇族並みの行動制限”、事実上“女性皇族に未婚を強制”という事態は不可避
女性セブン
第7回公判では田村瑠奈被告の意外なスキルが明かされた(右・HPより)
《モンスターに老人や美女も…》田村瑠奈被告、コンテストに出品していた複数の作品「色使いが独特」「おどろおどろしい」【ススキノ首切断事件裁判】
NEWSポストセブン
『なぎチャイルドホーム』の外観
《驚異の出生率2.95》岡山の小さな町で次々と子どもが産まれる秘密 経済支援だけではない「究極の少子化対策」とは
NEWSポストセブン
出廷した水原一平被告(共同通信フォト)
【独自】《水原一平、約26億円の賠償金支払いが確定へ》「大谷翔平への支払いが終わるまで、我々はあらゆる手段をとる」連邦検事局の広報官が断言
NEWSポストセブン
浩子被告の主張は
《お嬢さんの作品をご覧ください》戦慄のビデオ撮影で交わされたメッセージ、田村浩子被告が恐れた娘・瑠奈被告の“LINEチェック”「送った内容が間違いないかと…」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン